イケメン ページ28
2本目の収録も無事に終了し、みなさんも待機部屋に戻られたのでわたしは撤収に入る。
こういうのは下っ端の仕事!椅子、運ぶぜ!
A「よっ…と」
樺「おーーー!すげぇ!大丈夫!?」
A「米袋より持ちやすいんで余裕です!」
目「すげ、やば笑」
聞こえるはずのない声に振り向くと、目黒さん。なんか楽しそうに笑ってる。
目「岩本くんに聞いてたし、康二に写真見せてもらったけどなかなかのビジュアルっすね笑」
A「へ?何がです?」
目「椅子5つもまとめて持つとか…やば笑 しかも前見えてないでしょ」
A「前は見えないですけど、斜めに歩くんで大丈夫ですよー」
目「危ないじゃん、まっすぐ歩いてよ。これで見えます?」
そう言って。上の3つ分を持ってくださる目黒さん。おお、視界が開けて軽くなった…じゃなくて!
A「目黒さん!いいですよ、置いといてください、わけて運びますから!」
目「運んじゃったほうが早いっすよ、あっちですよね」
A「ですけども、目黒さんお疲れでしょ?休んでくださいー!!」
目「こんなの働いてるうちに入らないよ」
さっさか歩く目黒さんのあとを慌ててついていく。ああああなたは忙しいんだから少しでも休んでくださいマジで。
ガチャン
目「これでいいっすか」
A「は、はいぃ…」
目「じゃ。帰る準備してくるんで。今日送ってくれるんすよね?」
樺「残念、目黒は僕が送っていくよ」
目「えぇーー、Aさんがいいな」
樺「楠さんは今日、向井と宮舘と岩本を送っていくの。目黒と阿部は僕だから」
目「ざんねん。じゃ、Aさん、お疲れ様でした」
A「あっ!お疲れ様でした、椅子ありがとうございました」
目「いーえ」
目黒さん…やることもイケメンか…向井さんが男前言うてたのもわかる気がするわ…
あんなのそれこそ少女漫画の中でしか見たことない。現実にあるんですね…あんなこと…
ま、それはさておき、片付けも終わったので!えーと私が送っていくのは、向井さんと宮舘さんと岩本さんでしたね。待機部屋に呼びに行きますか。
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作者名:まめ | 作成日時:2022年11月1日 21時