顔と名前の一致 ページ7
伊「…??」
隊「どうかしたの? Aちゃん??」
貴「あっっ、何でもないです!!
…我孫子、Aです、よろしくお願いします」
伊「うん、よろしくね〜!」
いけないいけない。
ついつい過去に意識を巡らせていた。
私にとっては恩人だけど、
伊吹さんにとっては何人も助けた人のうちの1人。
まぁ覚えてないだろう、、残念ながら。
けど、名前を知れただけで嬉しい。
いきなりこんなこと言っても困らせちゃうだけだろうし、
機会があれば仲良くなったら話しても良いかな。
いやなんか恥ずかしいなぁ、、やめとこう。笑
伊「…さっきから表情コロコロ変わって
面白いね〜Aちゃん!」
機捜に女の子嬉しいなぁ〜!と伊吹さんは喜んでいる。
…やっぱり覚えてなさそうだな。
でも、こうして出会えただけで嬉しい。
てか…
貴「伊吹藍さんって言いましたよね…?」
伊「なに?もしかして俺、ユーメージン??」
志「に決まってんだろ、バーカ」
そうだ。
伊吹藍と言えば、警視庁内での有名人。
初日に車壊す、売られたケンカは買う。
売られたマウントは倍にして返す。
始末者沙汰ばかりのヤンキー刑事って…
貴「この人だったのか…」
ある意味の伝説が多すぎて名前だけ一人歩きしてたから
私も『伊吹藍』という名前は聞いたことがあった。
どんな怖い人だろうと思っていたけど、、
この人だったのか。。
なんか嬉しいような残念なような複雑な気持ちになりながら
私は初任務へと向かうことになった。
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作者名:さみょん | 作成日時:2023年6月22日 15時