新しい職場 ページ4
貴「本日付で、401に配属されました。
我孫子 Aです。よろしくお願いします!」
志「404の志摩です。よろしく。」
陣「相棒の陣馬です。よろしくな、嬢ちゃん!」
隊「改めて、隊長の桔梗です。よろしくね、Aちゃん。」
貴「よろしくお願いします!」
志「でも何で4機捜なんかに、あんな騒動があったのに。」
わざわざエリートが来るところじゃないよ、と志摩さん。
貴「だからこそ来たかったんです。
SNSや報道で色んな事言われてましたけど、
私は皆さんのことをかっこいいと思いました。
ネットの情報だけじゃなくて、
自分で4機捜を感じて学びたいと思ったんです!」
隊「ありがとう。ね、いい子でしょ?」
貴「ところでこの方は?」
九「僕は以前401に居た、九重世人です。」
貴「あぁ、九重さん!初めまして、よろしくお願いします!」
九「僕もこの人たちと仕事をするとき最初びっくりすることだらけだったから、困ったことがあったらいつでも相談してね。」
と言って、連絡先を渡してくれた。
志「おい九重、ナチュラルに口説くな。笑」
九「口説いとらんですよ!希望して来たとはいえ、
業務内容違いすぎて不安だらけなんですよ!」
僕は経験したからわかるんです、と九重さん。
貴「優しい先輩で安心しました。
九重さん、本当にありがとうございます!」
九「うん。」
なんて、優しい微笑みを返してくれる。
同じキャリアの先輩だし、正直すごく助かる。
怖い人かと思ってたけど、優しそうで本当に良かった。
貴「…ところで、志摩さんの相棒の人はいないんですか?」
志「あぁ、Aちゃん探して出ていったけど…会わなかった?」
○○「いやぁ、あびちゃん探し行ったけど
見つかんなかったわ〜!…って、もう来てる感じ!?」
タイミングよく分駐所に入ってきた人の声がした。
この人が志摩さんの相棒の人だろうか、と思い
声のする方に振り返る。
貴「・・・!!!!」
伊『…初めまして〜。伊吹 藍でーす』
この顔。優しい表情。
初めましてじゃない、忘れるわけがない。
運命というのは不思議なもので。
・・・こんな所でずっと会いたかった人に会えるなんて、
思ってもいなかった。
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作者名:さみょん | 作成日時:2023年6月22日 15時