噂の新人 ページ3
(志摩side)
伊「し〜ましましましましま〜〜!!」
志「朝からうるさいなぁ。…なんだよ」
伊「なんだよって、新しい子の話に決まってんだろ〜??
九ちゃんの代わり!
女の子らしいね〜〜きゅるきゅるかな〜〜??」
九重が警察庁に異動になり、
401のポストはずっと空いていた。
まぁ、こんなところ誰も来たがらないよなぁとは思う。
が、そこに希望して入ってきた物好きが今日来るらしい。
その人は女性らしくて伊吹がやけにテンションが高い。
今も分駐所に入ってきた隊長と九重に早速突っかかっている。
伊「てか何で九ちゃん居んの」
九「良いじゃないですか。
僕の後任が来ると聞いたので、気になるじゃないですか。」
伊「ほぼ毎日来てるよね、警察庁ひまなの?
…あ〜〜、俺らのことが大好きなんだね〜〜♡♡」
九「やめてください!」
志「…で、どんな人なんですか、新しく来る人。」
隊「あぁ、この子よ」
隊長が書類に目を落とす。
陣馬さんも含め、みんな気になるようで全員集合して覗き込む。
志「我孫子…A。。我孫子って、」
隊「そう、マメジの娘。
てことで今回も教育係、お願いしますね陣馬さん」
九重刑事局長の息子の次は、我孫子刑事部長の娘って。
キャリアが学べることがここにあるとは思えないし、
マメジがごり押しするとも思えない。
陣「また!?
…なんか懐かしい展開だけど、やりにけぇよぉ。。」
キャリアとバディ組むのは九重だけでもういい!
と言っている陣馬さん。
隊「九重、来たばっかの時めちゃめちゃ感じ悪かったもんね笑」
九「もう良いじゃないですか昔のことは〜!」
隊「あ、Aちゃんのことだけど、大丈夫よ。
あの子とってもいい子だから。」
志「会ったことあるんですか?」
隊「えぇ。マメジとはなんだかんだ長い付き合いだからね。
Aちゃんのことも高校生の時くらいから知ってるけど、
素直でいい子よ。」
伊「よっしゃ〜〜!!
プリンス伊吹藍、我孫子ちゃんを迎えに行ってきます!!」
あびちゃー−ん!!とか言って
場所もわからないのに走っていく伊吹。
相変わらずのバカが退出してしばらくして、
噂の人は1人でやってきた。
貴「こんにちはー…」
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作者名:さみょん | 作成日時:2023年6月22日 15時