楽器隊なのに声優やるの？

Act.11 ページ13

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「あ、Ta_2お疲れ。ビールでいい？」

「おー、お疲れ。それで。」

「達央来たの？」

「なんだよ悪いかよ？」

「よーくをお前呼びするやつは呼んでない。」

「は？なんの話？」



多分７杯目のハイボールを飲んでいる時に達央が来た。多分よーくが呼んだんだと思う。
でもあたしは許してない。よーくをお前呼びすることを。



「よーくは大天使なんだから！！！お前呼びはあかんでしょ！！！」

「Aちゃん酔ってる？」

「酔ってない！！多分！！」

「ハイボール７杯をハイペースで飲めば酔うと思うよ？」

「めっちゃ飲んでんじゃん…。」



運ばれてきたビールを飲みながら呆れた視線をよこす達央だけど、いっつも酔っ払って誰かの膝で寝るやつに言われたくないなって思った。



「先輩の部屋で寝出す達央に言われたくなーい。あ、次日本酒がいいなー、熱燗で！」

「いやーほらーさ？楽しくなるじゃん？眠くなるじゃん？Aだって俺んちで寝るじゃん。」

「よーくは？何飲む？」

「オレもAと同じやつにしようかな。」

「二人して無視すんなよ！」

「ごめんねーたつくんは無視されて寂しかったのかなー？(ナデナデ)」

「……………まじでこいつ酔ってねえ？」

「Ta_2、顔やばいよ(笑)これさっきAにも言ったわ(笑)」

「んふふー♡楽しくなってきた♡」

「……Ta_2、オレは応援してるよ？」

「がんばるわ…。」

「んー？なんの話ー？」

「何でもねえよ、ほら、乾杯しようぜ。」



何かを喋ってるなーって思ってたら日本酒がきた。やっぱ日本酒は熱燗だよね、ここのは獺祭(だっさい)だから飲みやすいし。
二つのお猪口に日本酒を注いでよーくに渡した。



「んじゃ、カンパーイ！」






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