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ーーー再会の日
半日程前にLA発の便に乗り、翔平の元へ飛び立った。飛行機の中では翔平に教わっていた時差ボケ対策を実践したり、映画を見たり。少し眠ろうとしたけど、もうすぐ会えると思うと眠れなかった。
ロータリーまで行くと1ヶ月ぶりの愛しい人の姿。目立っちゃうから迎えに来てくれることすら拒んだのに、車の外に出てもたれちゃってるもんだから、周りがキョロキョロとからの方を見ている。近付いていいのかな、なんて悩んでいたら
『A！！』大声で呼んで、両手を広げている。
「ちょっと、そんなに叫ばないで、みんな見てる。」口では文句を言いながらも、素直に包まれた。久しぶりの翔平の腕の中。ホッとする、翔平の香り。一気に眠くなる。
『ん？どしたの、眠い？』笑いながらも優しく後部座席まで誘導してくれる。
「翔平の顔見たらホッとして眠くなっちゃった。」
『疲れたよね、ありがとね。待ってたよ。いよいよ始まるんだね、俺たちの生活が。』
"俺たちの生活"というワードがすごく嬉しかったけど、返事も出来ないまま眠ってしまっていた。
『着いたよ。』
荷物を持って、部屋まで案内してくれた。初めて入る翔平の家。ううん、私たちの家。
信じられないくらいのお金持ちのはずなのに、ちっともギラギラしていない、シンプルな部屋。部屋数も広さも、二人暮らしがちょうどかな？という、庶民的で翔平らしい。
部屋に対して、キッチンはすごく充実していて立派だった。
「栄養にこだわる翔平らしいね。キッチンが一番豪華だ。私も嬉しい。」
栄養に関しても血液検査をして、自分に合う食材を選んで食べる徹底ぶり。
「私ね、自分の仕事が翔平の役に立てる事がすごく嬉しいの。離れてる間もね、ずっとメニュー考えてたんだよ。まだ試作中のものもあるけど、色々制限してる翔平が栄養摂取としてじゃなく、食べる事も一緒に楽しめたらいいなって思って。」
後ろから抱きしめられた。強く、また強くなる力。
『やっとこう出来た。1ヶ月長すぎた、、ありがとね、色々考えてくれて。』
何度も何度もキスが降って来る。
『でもあんまり役に立とうとか気負わないでね。Aが居てくれるだけで、こうして居られるだけで、俺本当に力漲ってくるから。』
『ほら俺もう、こんなだよ。』
荒くなった息遣いが耳に当たる。
「んっ、バカ、その気になるのが早いよ。」
『Aが可愛いから悪い。』
そう言って軽々と持ち上げられて、あっという間に寝室に連れて行かれた。
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ぐりーんぴーす(プロフ) - パスワード申請のコメント沢山ありがとうございます！まだ一つも更新できていないので、更新出来たらパスワードも発表させて頂きます！もうしばらくお待ちください🙇♀️ (2023年4月15日 16時) (
レス) id: 0912ae23e6 (このIDを非表示/違反報告)
チナツ(プロフ) - 初めまして！いつもニヤニヤしながら読ませていただいてます🙇♀️💗続編も楽しみにしてます！！…番外編ともみたいのですがパスワード教えていただいてもよろしいですか？？よろしくお願い致します！ (2023年4月15日 15時) (レス) id: c88fd39be4 (このIDを非表示/違反報告)
由美(プロフ) - 初めまして！WBCロスに陥いら中、素敵なお話で癒されております。続編も楽しみにしております番外編のパスワード…教えて頂けませんか？よろしくお願い致します！ (2023年4月15日 14時) (レス) id: 2538f5f71a (このIDを非表示/違反報告)
ぐりーんぴーす(プロフ) - 上腕二頭筋さん» ありがとうございます😭俄然やる気出ました💪番外編考えてるので待ってていただけると嬉しいです！ (2023年4月14日 23時) (レス) id: 0912ae23e6 (このIDを非表示/違反報告)
上腕二頭筋(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました😭💗主さんが書かれる優しくてお茶目で夢主にだけ雄丸出しな大谷さんが好きすぎて鼻血とまりません笑🙈主さんの気が向いたらぜひ番外編や、新しい他のお話も読みたいです🥹 (2023年4月14日 22時) (レス) id: 8d53b8887f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐりーんぴーす | 作成日時：2023年3月30日 16時
