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今まで廉に向かってあんな強く言った事もなかったし，廉のあんな顔見るのも初めてだった
もうわかんないよ，私
そんなにメンタル弱い方じゃ無いし、もう大人だし、いちいち細かい事機にするタチでも無いんだけど
廉の事になるとどうもダメみたい
なんでこんな日に限って，ピンヒールなのよ
もう痛くなったっていい
今日はそんな気分だった
自分のマンションに帰るのもどうも嫌で
こんな時に話を聞いてくれるのはみくしかいない。
LINEで早速連絡を入れる。
二つ返事で帰ってきた"いいよ！"その言葉にすごく救われた
みくはきっと何がこうさせてるのかも察してて、チンタラしてないで早くタクシーで来い！とのことで
今日はとことん吐き出しす！そんなヤケクソな気持ちで、タクシーに乗り込んだ。
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みく:で？廉くんと何があったってわけ〜？
A:んー、とですね、
一連の出来事を包み隠さず全部伝えた
みく:なるほどね〜、廉くんモテるだろうしAがそう思っちゃうのは仕方ない
私はAの気持ち，よーーーくわかるよ！？？
なんて話を聞いてくれるみく
でもさぁ、私もそうだけどさ廉くんを選んだって事自体相当な覚悟だったわけじゃない？
それは、廉くんも、もちろん海人も同じだと思うよ
むしろ，私達よりももっともっと考えてくれてると思う
その気持ちも考えずに悲観して一人で悲しむのは違うんじゃない？
今頃、どうせ走って追いかけてると思うんだよね〜笑笑
なんて、頬杖をつきながら携帯をいじったどこか優しい表情をしているみく
…そうだよね
私，一人でついつい先走りすぎてたのかも
みく:おいでっ！
大きく手を広げるみくに飛びつく
ありがとう、みく。
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作者名：m | 作成日時：2020年10月18日 18時
