episode 52 ページ2
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私は今トウマくんにキスをされてる…
すごく優しくて包み込まれるようなキス…
優しく唇が離れた。
トウマ「わ、悪い…でも…可愛かったから…」
「だ、大丈夫!!」
大丈夫なのかわからないけど…
私はトウマくんから離れてリビングへと戻った。
悠「あのさ…トウマと何かあった?」
「え?な…何にもないよ…」
悠くん、鋭すぎる。
悠「嘘ついてない?」
「ついてないよ、ちょっと疲れただけ!大丈夫!」
悠「それは嘘だね、だって顔赤いよ」
悠くんが近づく…
誤魔化すにも上手く誤魔化せない。
悠「トウマに何されたの?」
「何もされてない!大丈夫!」
悠「あんたの大丈夫は嘘だって知ってる」
いや…っ…近い…悠くん。
ジリジリと壁に迫られる。
「ほんとに何もないから!」
悠「あっそ…」
悠くんはそのまま離れた。
び…びっくりした。
悠くん、鋭い。
しばらく沈黙が続くとトウマくんがリビングにきた。
トウマ「腹減ったからお粥貰えるか?」
「あっ、今用意するね!」
悠くんに怪しまれないように自然に対応するにも意識してしまってお皿を落としてしまった。
あ…片付けなきゃ!
音に気づいたのかトウマくんと悠くんが駆け寄ってくれた。
トウマ「大丈夫か!」
悠「怪我は?」
「大丈夫だから2人とも座ってて、トウマくんも病み上がりなんだし」
2人をリビングに戻して、片付けを進める。
破片を拾ってると案の定、破片で指が切れてしまった。
「いたっ…絆創膏…」
絆創膏を探していると悠くんが様子を見に来ていた。
悠「何やってんの?」
「私バカだから案の定、指切ってしまって…今絆創膏を探して…」
悠「貸して」
悠くんに手を掴まれた。
血が出てる指を優しく水で流してくれた。
悠「染みる?」
「だ、大丈夫…」
悠「だから大丈夫は嘘だろ…」
悠くんは指を水で流した後、血が出てる指を舐めた。
「ひゃ…っ!!…き…汚いよ…悠くん…」
悠「あんたのなら大丈夫」
軽く舐めた後に絆創膏が貼られた。
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べベンべエエェェ - いすみんおばあちゃん子だもんなぁ (2021年12月28日 22時) (レス) @page3 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
べベンべエエェェ - いすみんツンデレでめっちゃ心配してんのかわいい……っっっ! (2021年12月28日 22時) (レス) @page1 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
まめだんご。(プロフ) - アイリスさん» アイリスさん、いつもありがとうございます!引き続き楽しんでいただけたらと思います^^ (2020年12月20日 18時) (レス) id: 5b4598f982 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス(プロフ) - 続編おめでとうございます〜!いつも楽しく読ませてもらってます(*^^*) (2020年12月18日 2時) (レス) id: a51b9b4ea4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まめだんご。 | 作成日時:2020年12月17日 14時