54話(京本side) ページ7
かっこわるい？そんなのしょうがないじゃん。
こいつらのすき入れるなんてできっこないんだもん。だから、せめて、せめて一瞬でいいからAちゃんを独り占めさせて！！って思ったのが神様に届いたのか…田中とAちゃんが言い合ってるのが聞こえた。
俺はとっさに割って入って、田中が俺に教えてくれた事をひた隠しにして俺はまくし立てた。
後輩相手になんてことをしているのだろうと思ったものの、どうにかAちゃんを引き離せた
それで今に至る。
こうまでしてもやっぱり君の目には彼しか映ってないらしい。
A｢ひっく。…先輩。私仲直りできないんですかね。あの時私が折れてれば…｣
なんて言って俺が拭っても拭っても泣く君
俺が見たいのは泣いた君じゃないのに…
泣いてる君を見たら俺は自分がやったことを今更だが後悔する自分がいた
そんな情けない自分を感じとってくれたのか
A｢先輩…ひっく…どうしたんですか？？先輩まで泣きそう…｣
そう言って小さい子をあやす様に俺の頭をなでる
そうやってずるいことするんだから…俺を困らせて楽しいか？
そう思って軽く睨むと
A｢ごっごめんなさい！一応先輩なのに！！｣
なんてまた失礼なことを言う君
あぁ。負けだ。…後で高地に慰めてもらおう
そう思い、俺はあることを打ち明けた
｢俺さ、ミスコンでるんだ｣
A｢えっ。あんなに嫌がってたのに！？｣
さっきまでそんなでる？ってぐらいの涙流してたくせに急に泣き止むA
俺はため息をつく
｢そうなんだ。俺、出なきゃ行けないんだ｣
A｢みんな喜びますよ！！え！すごーい。選ばれるなんて凄いですよ！さすがですね！！｣
そう言ってケラケラ笑う…あぁ。俺もうだめだ。
この笑顔が好きだ。大好きだ。まだごめん、俺のわがままに付き合って？
明日には文化祭までには返すから。
ごめんな。情けない先輩で
A｢ちょっ！！なにすんですか！！｣
俺は無意識に頭を撫で回してたみたいで少し拗ねるA
｢あのさ、Aちゃんにお願いがあるんだけど｣
A｢なんですか？？｣
なーんもわかりませんって顔にちゃんと書いであるかのようなポケットした顔を軽くデコピンしてから
｢俺がミスコンで優勝したら、俺に文化祭まるまるくれない？｣
俺がデコピンしたとこを抑えながらまたこりゃ綺麗に驚くA
俺は本気だよ。だから、最後ぐらいあがかせて…
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Mameco.(プロフ) - ヒヨリさん» ありがとうございます！！この言葉を励みにがんばります！！ (2019年9月9日 22時) (
レス) id: 3ff1238766 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - もうキュンキュンが止まりません!!思わず叫んじゃいました(笑) (2019年9月9日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
Mameco.(プロフ) - ごめんなさい！そうでした！外します！ (2019年8月27日 12時) (レス) id: 1e0c44b9c9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月27日 5時) (レス) id: b7476e7385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mameco. | 作成日時：2019年8月27日 1時
