88話 ページ41
ママ｢あんたってホント、どーしてタイミング悪いのかしらね〜｣
そう言いながらため息をつくママ
体温計には38.2の文字が…うそーん。
A｢じゅ、準備しなきゃ｣
ママ｢ばか、無理でしょうよ。今日は諦めなさい。ケーキキャンセルしなくっちゃ｣
ママに軽くデコを叩かれ涙ぐむ私を置いて部屋を出ていってしまうマイマミー。
何やってるんだろう。樹と付き合えての初めて誕生日なのに。樹怒るよね、なんか昨日言ってたし…あ、ヤバい、ぼーっとしてたら眠くなってきた。
なにか冷たいものが頭にはられたことに気づいて目を開けるとそこには樹がいた
樹｢A！！目、覚めたか？起きられるか？？｣
心配そうに顔を覗き込む樹の顔を見て私は頭が突然クリアになる。
部屋着、髪、顔！！全てやばい。絶対やばい。
そう思ったら思いっきり布団の中に隠れると樹は分かりきったように布団をめくって
樹｢大丈夫だって、お前がどんなに酷い格好してても｣
と余計なことを言うので力なく殴ってやると
樹｢殴る元気はあるのか、飯食えるか？あ、あれやるか？あーんしてやろーかww｣
A｢やだ。ご、ご飯は食べる｣
樹｢ん。起きれるか？｣
ゆっくりあたしを起こし支えとなるクッションや枕を整える樹を見ながら
A｢ごめんね。今日、色々準備してくれてたなら｣
樹｢お前、何故か誕生日に風邪ひくこと多いから気にすんなwあっ、おばさんに飯貰ってくるから待ってな｣
そう言って頭を撫でてくれた樹はそっと部屋を出てすぐにご飯を取ってきてくれた。
樹｢よかったなw梅がゆだぞ〜｣
そう言ってベットの下にあぐらをかきながら私が食べやすいようにお粥を開けてくれる
A｢ん。｣
スプーンを受け取ろうとすると急にスプーンを隠されてしまう
A｢ちょっと、今日はごめんだけど、病人に意地悪しないでよ。｣
樹｢ちげーよ、やりたいことがあるのー。｣
そう言うとお粥の蓋を開けてベットに腰掛けた樹はお粥を少しとってフーフーし始めた。
何がしたいか察して慌ててスプーンを奪う
A｢ひ、1人で食べれます！｣
樹｢え、ちょ、かわいくないな〜。彼氏なんだからやらしてくれても｣
A｢絶対いや。｣
樹｢な、｣
だって、後でジェス達に話して3人でからかわれるのが目に見えるもん。
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Mameco.(プロフ) - ヒヨリさん» ありがとうございます！！この言葉を励みにがんばります！！ (2019年9月9日 22時) (
レス) id: 3ff1238766 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - もうキュンキュンが止まりません!!思わず叫んじゃいました(笑) (2019年9月9日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
Mameco.(プロフ) - ごめんなさい！そうでした！外します！ (2019年8月27日 12時) (レス) id: 1e0c44b9c9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月27日 5時) (レス) id: b7476e7385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mameco. | 作成日時：2019年8月27日 1時
