75話 ページ28
「ちょ、ま」
顔が赤くなるのを感じて下を向きながら樹の手をはたく
樹「ふっ。なぁ、わざとなの？ずるいよ、朝からその顔は」
そっと私の頬を撫でる樹
昨日から甘すぎるよ、心臓に悪い！！
心からそう思ったので慌てて樹のベットから降りて
「し、下で待ってるから。早く着替えて」
樹「え？」
「え？じゃ、なくて」
樹「なーに照れてんだよw」
「て、照れるでしょ？だって、昨日っ！」
バッと顔あげると私と同じくらい樹も顔が赤くなっていた。
樹「お、おう。お前こそ、普通すぎるだ、ろ。」
「へ？なわけないじゃん！き、昨日い、色々ありすぎだし。」
樹「昨日はそんな顔赤くしなかったくせにw」
「昨日は、仲直りしたから」
樹「ほぉ？俺の告白はなかったことにされたの？」
「まさかっ！その事で昨日どれだけ、嬉しかっ」
慌ててバッと手で口を塞ぐ。私何を言おうとした？
樹を見ると目を見開いて固まっていた
「と、とにかく。は、早く学校行こ」
私はそっとベットから降りようとしたら
樹がパッと私の制服の袖を引っ張る樹。
「樹？」
樹「お、俺達ってさ、今、どーゆー関係なの？」
カタコトで何かと思えば、私が昨日里菜に言われて考えてた疑問をぶつけられた
「あ、あたしが聞きたい！」
樹「お、俺はお前とその、付き合いたいです。」
えっ。あたしはつい、フリーズしてしまった。
いや、この人なんて言った？
樹「あ、あのあれね。付き合うって言うのはデートに付き合うとかそーゆーんじゃなくてか、彼氏彼女になりたいって事ね。お、お前頭おかしいから変に考えないでね」
相変わらず失礼な憎まれ口を叩く樹。
いつもと違うのは目線を泳がせて口に手の甲を当てて明らかに照れていることだけ。
樹「い、嫌か？」
じっと下から除くように私の袖を相変わらず引っ張りながら聞いてくる樹。
その顔が愛しくて、改めてベットに私は正座した。
「はい。あたしも樹と彼氏彼女になりたいですってわぁっ！！！」
するとパッと樹は抱きついてきたので私は支えきれずベットに倒れ込んだ
樹「あぁぁぁ。よかった。さっきお前が変な事言うから昨日のことなかったことにされてんのかと思った」
「え、変な事？」
樹「ったく！焦ったじゃねーかよw」
私の肩に樹は顔をグリグリと埋めた
「ちょ、じゅ、樹！くすぐったい」
樹「あ、わ、わりぃ！てか、うわぁぁぁあ。」
やっと自分がやったことに気づいた樹は慌てて私から離れてくれたw
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Mameco.(プロフ) - ヒヨリさん» ありがとうございます！！この言葉を励みにがんばります！！ (2019年9月9日 22時) (
レス) id: 3ff1238766 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - もうキュンキュンが止まりません!!思わず叫んじゃいました(笑) (2019年9月9日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
Mameco.(プロフ) - ごめんなさい！そうでした！外します！ (2019年8月27日 12時) (レス) id: 1e0c44b9c9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月27日 5時) (レス) id: b7476e7385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mameco. | 作成日時：2019年8月27日 1時
