74話 ページ27
次の日久々に田中家のお家のドアの前にたった。
こんなにでかかったっけってぐらい緊張して恐る恐るドアを引いた
A「お、おじゃましまーす。」
私の小さな声にパタパタと走ってくる足音とともに樹ママが出てきてくれた。
樹ママ「Aちゃんっ！よかった、ほんとに仲直りしたのね！！」
A「うん！えっと、樹まだ寝てる？」
樹ママ「あの子ったらAちゃんに起こしてもらわなきゃ朝練遅刻ギリギリなのよ。ドカンっと飛び乗って起こしてあげて。そーだ！朝ごはんも食べてってよ！今日は私特製の唐揚げもあるの！」
A「えぇ！！食べるから早く起こすね！！」
そう言って樹の部屋へと一目散に階段を駆け上がったものの...いざ部屋を目の前にすると戸惑ってしまう。
昨日あんなことほんとにあったのかって朝思ってちょっと早起きして髪の毛やったけど...褒めてくれるかな。気づいてくれるかな。
って、今はそーじゃなくて起こさなきゃ...いや、でも
樹ママ「Aちゃーーーん？樹起きたぁ？」
はっとなって
A「まだぁぁぁぁぁぁぁ」
私は慌てて樹の部屋に入ると、ベットにはまだ小さいお山が...
なんか、いつも通りすぎて拍子抜けそう
だから...
ばふっ
樹「うっ！」
A「起きろ！バカもの！もう朝だぞ！」
全く抵抗なくいつも通り飛び乗りさっきの緊張はどこへやら樹に猛アタックしてやった
樹「...あと5分寝させて」
A「だめ！私の唐揚げが食べられなくなる！」
樹「お前のじゃねーだろーが」
A「いいから起きなさーい！」
樹「ったく...朝からるっせ。」
そう言うと樹は私の手を引っ張り布団の中に私を引きずり込んできた
ん？私は今どこでしょうか。
答えは樹くんの腕の中
A「きゃぁあ！変態っ！ばか！離して」
まだ寝ぼけているのか樹は私にぎゅっと抱きついてくるもんだから恥ずかしくてつい、胸に肘鉄を食らわすと
樹「ぐはっ。...は？え、なんでおまえここにいんの？」
A「あ、あんたが...私をひきずりこんだんでしょーーがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
離れた樹に思いっきり胸を殴ってやると樹は少し面食らった顔をした
A「いや、お前だからな？」
樹「え、ほんとに俺？」
A「そーだよ！もうっ！ばか。」
私は布団をぬけようとするとまた腕を掴まれ引き戻される
A「ちょっと、なっにすんの？」
樹「髪、ごめん。崩れてるかと思って」
そう言って優しく樹は私の髪を治してくれた
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Mameco.(プロフ) - ヒヨリさん» ありがとうございます！！この言葉を励みにがんばります！！ (2019年9月9日 22時) (
レス) id: 3ff1238766 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - もうキュンキュンが止まりません!!思わず叫んじゃいました(笑) (2019年9月9日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
Mameco.(プロフ) - ごめんなさい！そうでした！外します！ (2019年8月27日 12時) (レス) id: 1e0c44b9c9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月27日 5時) (レス) id: b7476e7385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mameco. | 作成日時：2019年8月27日 1時
