67話 ページ20
A「ちょっと、なんか言ってよ。」
あの後、樹は顔を赤らめ固まって動かないので軽くバシっと頭を叩く
樹「っ…いって。まじか、これ、現実…？」
なんてさらにボケ始めたので、またバシっとお見舞いしてやった
樹「やべ…いてぇやww」
今度は笑いだしたので、打ち所が悪かったかもしれないと思って慌てて樹の頭をさする
樹「俺、今なら死んでもいいかも…」
バシっ
A「だっダメ。」
樹「いってwやっぱここじゃ死ねないなw」
なんて言って笑いだす樹を見て私も吹き出し、2人で笑いあった
たった1週間なのに
樹「なぁ、こうやってわらったの久々じゃね？」
A「それ私も今思ったw」
樹は一瞬驚いた顔をして笑いだした
樹「さすが、Aw伊達にずっといるもんだなぁ」
しばらく沈黙が続く。この先何を言えばいいか悩んでいると…
アナウンス『校内に残っている生徒諸君、今日の文化祭はもう終わった。明日に備えて早く帰宅するように。残っている場合は…指導だぁぁぁぁぁ」
樹「やべっ。ゴリじゃんこの声…帰るぞ、A！！」
パッとステージから降りて私に手を出す樹
私は久々のセリフに感動しながら、樹の手を掴み、そのまま樹に引っ張られながら大教室を出た。
2人で笑いながら走っていると…
ゴリ先「ゴラァぁ！お前たち！！廊下を走るなぁぁぁ！！」
と運悪く見つかったものの…
樹「ごめんって先生！」
A「ごめんなさぁぁぁい！！」
私達が止まるわけなく、全校生徒の前で猛ダッシュしながら下駄箱まで走る
里菜「えっ、ちょ、A！？どうなってんの！？どーゆーこと！？」
男「ヒューwやるやん！！田中！」
女「何してんのw」
里菜を含めた野次の中私達は駆け抜け下駄箱へと向かう
樹「帰るぞ、A！！」
A「うんっ」
履き替えるために解いた手を改めて繋ぎ直し、改めて言われた久々の言葉を噛み締めながら、私達は猛ダッシュで帰った
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Mameco.(プロフ) - ヒヨリさん» ありがとうございます！！この言葉を励みにがんばります！！ (2019年9月9日 22時) (
レス) id: 3ff1238766 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - もうキュンキュンが止まりません!!思わず叫んじゃいました(笑) (2019年9月9日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
Mameco.(プロフ) - ごめんなさい！そうでした！外します！ (2019年8月27日 12時) (レス) id: 1e0c44b9c9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月27日 5時) (レス) id: b7476e7385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mameco. | 作成日時：2019年8月27日 1時
