Prologue2 ページ2
NOside
魔法が使えない少年が捻れた魔法の世界に迷い込み早2日。
少年にとっては大変かつ壮絶な2日間であっただろう。
寝ていると暑く感じ目を覚ますと外には人語を話す狸のような猫。
怪しい男に連れられて広い空間に出ると、怪しい顔を持つ鏡に"どの寮にもふさわしくない"と言われ…。
ここは魔法が使える世界だと信じたくなかったし、夢なら早く覚めてくれと思っていたが目の当たりにされ信じるを得ない状況。
狸のような猫がいなくなりやっと落ち着けると思えば次は"帰る場所がない"と言われた。
図書室で調べて見るも自分の住んでいた｢ニホン｣という地名はない。
魔法の使えない少年…
ユウもナイトレイブンカレッジの学園長であるディア･クロウリーもはたまた驚く。
仕方なく長年使ってなかった趣のある寮…いやすごくボロい寮に住むことになったがそこで先程の狸と鉢合わせなんやかんやで2人で雑用をすることになった。
いざ雑用1日目では見た事のあるような像が並ぶ通り、｢グレートセブン｣と言うようだ。
そこで爆発頭もとい新しい1年生のエース・トラッポラと出会い魔法を使用した乱闘となり石像を焦がす。
エースが罰としての窓拭きをサボったことによりおよそ10億マドルのシャンデリアを割りドワーフ鉱山へ…
顔にスペードのスートを施した少年デュース･スペードとエース、グリムとユウにより無事シャンデリアの中心部明かりの役割を担う魔法石を取り帰ってこれば、ちゃっかり退学の手続きをしていやがったいや、していた学園長。
ありもしないことを言われ監督生になったユウ。
本当に濃い2日間だっただろう。
実はその2日目の夜2人目の迷い込んだ青年がいると知らずに…
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作者名：まめだいふく | 作成日時：2023年1月23日 22時
