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次に目にとまった思い出は、
実家の前で、母親と一緒に写っている写真。
上京する時の思い出でしょうか?
男性は、その母親と、自分だけが写った思い出に手を伸ばしました。
今度は、強い風が前から吹いてくるような感覚がして、
目をぎゅっと、つぶりました。
次に目を開けたその場所は、
あの日の実家の前でした。
『ねぇ...お父さんとは写らなくていいの?」
『っせえな!!あんな奴知るかよ!!』
父親が大嫌いになったあの頃の実家の前。
『じゃあ...行ってくるから...』
『お父さんにも何か...』
『いいんだよ!!あんな奴!!』
男性は、たまった唾を飲み込みました。
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マメ。(プロフ) - エバさん» ありがとうございます!これからも頑張ります (2019年1月19日 9時) (レス) id: 973ef086df (このIDを非表示/違反報告)
エバ - 話の展開が良いですね!これからも頑張ってください! (2019年1月6日 15時) (レス) id: 5359915bd8 (このIDを非表示/違反報告)
マメ。(プロフ) - キリカゲさん» コメントありがとうございます!更新期間が空くこともしばしばなので、更新できるとき一気に頑張ろうと思います! (2018年12月30日 15時) (レス) id: dde83ce402 (このIDを非表示/違反報告)
キリカゲ(プロフ) - 1話の最後、ほっと胸を撫で下ろすことができました。2話も、続きが気になります。お体に気を付けて、更新頑張ってください。 (2018年12月26日 15時) (レス) id: be886c046d (このIDを非表示/違反報告)
マメ。(プロフ) - 茜さん» ありがとうございます!!励みになりまっする!(^^) (2018年10月26日 16時) (レス) id: 41e4f4b5da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マメ。 x他1人 | 作成日時:2018年10月21日 12時