【wrwrd!】奪い合い【ut/rbr】 (ページ19)

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| いつも通り？ページ19

side ロボロ

俺が夜中に考えた案を聞いて、
Aはありがと。と微笑んでくれた。

感謝なんてせんでええのに。
こうなったのも、俺のせいなのに。
それでも、彼女が笑ってるうちは俺も笑わなきゃ。
そう思って、俺は笑顔を貼り付けた。

話が落ち着きかけた時、彼女が
「大学どうする？」
と聞いてきた。

大学は間違いなくはっているだろうな…
大先生から逃げてるうちは出来る限りAのそばにいてやりたい。
Aの事が心配だし、A自身も不安だろう。

そう思ってAのそばにいれる案をいくつか出したが、Aに弾かれてしまった。

Aは自分の夢をとても大事にしている。
だから、俺の夢も同じように大事に捉えている。
俺の夢が叶わなくなる可能性が嫌なんだろう。

ここは一応安全だけど、いつ見つかるかわからない。ここにA一人置いていくことは正直したくない。でも、大丈夫って言い張って笑うから。
絶対大丈夫じゃないくせに、無理して笑って俺を送り出そうとしてたから。
俺は彼女の望むように、大学に行った。

ーーー
大学には大先生がいた。
いつも通り。Aと別れる前と変わらず、女に囲まれてヘラヘラと笑ってる。

Aが欲しいとのたまって、俺を脅したくせに、あいつはなにも変わる気がないのか？

軽くイラつきながら、彼の横を通り過ぎる。
すると後ろから声をかけられる。
『ロボロ。メールみた？』
さっき周りにいた奴らを振り払って、大先生は俺を追ってきた。

『メール？なんとことや。お前ブロックしてるから知らんわ。』
出来るだけいつも通りに返す。

『えぇ、ひっどいwAちゃんのことやったのに。』
苦笑しながら返すアイツに一目もくれず、へーそうか。なんて返しながら、早足でアイツを置いていく。
後ろから
『あぁんつゅめたい～』
なんて聞こえてきたけど知るもんか。アイツと話したくもない。

そう思い、離れていったから俺は気づいてなかった。
アイツが
『Aちゃんの話題出したらいつも最後まで聞くのに。やっぱアイツんところか。』
なんてニタリとわらってたことを。

ーーー
遅くなりましたが、
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大変嬉しいです！ありがとうございます。
休日も2000hitこえててびっくりしました。

ゆっくりとではありますが、これからも頑張って書きます。語彙力が死んでいきますが何卒よろしくお願いします。