週刊誌 ページ38
翌朝。
三代目の泊まっているホテル。
OM「おはよ〜…。」
RJ「みんな早くない？」
隆二と一緒にやって来たレストラン。
一斉に集まった視線。
RJ「どうか…した…？」
ナオトの手元にあった週刊誌を滑らした。
顔を寄せて見下ろす。
OM「……これは。」
登坂広臣の婚約者…
結婚を否定…
取材拒否…
KJ「その建物の写真…Aんちちゃうか…？」
IT「目は隠されてるけど…その逃げてる女の人はAだよね…。」
NK「臣ちゃん…。連絡したの…？」
OM「……したよ。」
NK「A…何か言ってなかった…？」
首を横に振る。
OM「何も無いって……。」
ゆっくり休んでなんて…
お酒飲みすぎるななんて…
笑って…
OM「なんで…なんで言わなかった…？なんでっ！？」
横から伸びた手が、臣の胸ぐらを掴んだ。
グイッと引き寄せる。
EL「ナ…ナオトさん…。」
NA「言ってもいいよな…？」
怒った顔を寄せた。
NA「ほら見た事か。」
臣は顔を歪めた。
NA「結婚？そんな事を臣ちゃんが公言しだしたらAがどうなるかくらい、想像がつくよな？」
OM「触れまわっちゃいない！ただ、みんなと事務所に報告しただけだ！」
NA「プロポーズして浮かれてたんだろ？」
OM「なんだと…？」
NA「臣ちゃんがした事は、独りよがりの自己満足なんだよっ！」
大きくした声。
NA「Aは一般人だ。当然、追いかけられることにも、囲まれることにも免疫なんかない。」
片手で雑誌を掴みあげる。
怯えた顔で逃げようとしている写真。
NA「こうやって！逃げることしか出来ない！」
臣を突き放した。
NA「自分で蒔いた種。とっとと拾え…。」
OM「結婚をやめるつもりはない！」
ズボンのポケットに手を突っ込むナオト。
NA「Aの気持ちを考えてやれない臣ちゃんに、Aを幸せに出来んの？」
悔しそうに唇を噛む。
NA「服やアクセサリーが欲しいのと同じだ。それは愛とは程遠い。誰かに取られないように、縛っておく名目が欲しいだけだろっ！」
OM「違うっ！！」
割って入る健二郎。
KJ「二人とも…そんくらいにせぇや…。スタッフもいてんねんで…？」
それでも、言い足りないナオト。
健二郎の前に出る。
NA「こんな大事な事を、臣ちゃんに言えなかったAは、一晩どこで過ごしたんだろうな？」
意地悪なナオトの一言。
臣の胸にたっぷりと波を立たせた。
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ゆい(プロフ) - 更新お疲れ様です！ヤバいです！壱馬がどんどん動き出しててドキドキしてます！ (2019年5月28日 1時) (
レス) id: 48eab865b8 (このIDを非表示/違反報告)
ままりぉ。(プロフ) - ゆいさん» わーごめんなさい！段々物語が動いていくので楽しみにしててくださいね！ (2019年5月25日 8時) (レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いいとこで終わってしまいました（涙）続きが気になります(〃ω〃) (2019年5月24日 23時) (レス) id: 48eab865b8 (このIDを非表示/違反報告)
ままりぉ。(プロフ) - ゆいさん» 二人とも諦めちゃダメ！って思いながら書いてます。いつも読んでくれてありがとう。 (2019年5月23日 6時) (レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
ままりぉ。(プロフ) - りなgさん» 強引ですけど、ホントに好きな人からのサプライズだったらこんな嬉しいことはないんですけどね。 (2019年5月23日 6時) (レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままりぉ。 | 作成日時：2019年5月17日 20時
