提案 ページ27
その翌日。
朝からスタジオに集まったGENERATIONS。
みんなまだ眠たさの中にいるような顔。
あくびが伝染していた。
RO「おはよー…。」
寝癖のついた髪をクシャクシャとかきながら入ってくる。
玲於に集まる視線。
RO「え…何…？」
MD「デート。楽しかった？(笑)」
RO「はっ？」
HT「とぼけちゃってさー。色男(笑)
RO「なんで…知ってんの…？」
RY「Twitter見てみて(笑)」
そう言われてカバンを放ってズボンのポケットから引っ張り出す携帯。
画面を送れば、渋谷にいた時の画像。
RO「誰がこんなもん…。」
RU「そんだけ堂々歩いてたらバレて当たり前やろ。」
みんなのあっけらかんとした声とは打って変わった玲於の表情。
RY「どうしたの？顔、引きつってるけど。」
YT「マネージャーは、これくらいなら許してやるって言うとったで。」
萌親衛隊が教えてくれちゃうの…
まさか…
違うよな…？
頭の中で自問自答する玲於。
AL「玲於…。」
RO「え…あ…何…？」
座ったまま、玲於を振り返る亜嵐。
AL「笑ってた…か…？」
RO「え…？」
AL「Aは…楽しそうだったか…？」
RO「…うん。」
交わす視線を落とす。
AL「そっか…。」
そう言って亜嵐も視線を戻した。
MD「ねぇ、提案があるんだけど。」
YT「何？」
RY「メンさんが提案とか珍しい(笑)」
RU「聞いたる。言うてみ。」
MD「凄い上から目線だなぁ…。」
苦笑いして頭をポリポリかいた。
HT「早く言ってよ。」
MD「Aちゃん誘って、早めのクリスマスパーティーとか企画しない？」
HT「そう言えば最初の頃、玲於んちでなんかするとか言ってたよね？」
RU「ええやん。」
RY「俺も賛成。」
MD「なんならお姉さんもご招待してさ。」
RU「目的はそっちやろ！？」
MD「違うよ…。」
YT「休みある？」
RY「マネージャーに何とかしてもらおう。」
HT「場所は？」
RU「そらお前。」
みんなの視線が玲於を見た。
逃れられないこの状況。
RO「いいよ…。分かった。掃除しとくよ…。」
RU「っしゃ。」
ガッツポーズする龍友。
YT「亜嵐くん。」
今度は亜嵐にみんなの視線。
小さなため息。
AL「マネージャーがオッケーしたらね。」
楽しみが出来ると、やる気が出る。
みんなのテンションが上がるのが分かった。
パーティーか…
A…
喜ぶだろうな…
一気に賑やかになったスタジオ。
玲於は一人微笑んだ。
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りな(プロフ) - もどかし過ぎて辛いです(泣)何が正解なのか…。龍友くん何をする気なんだろう… (2018年11月15日 0時) (
レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamario | 作成日時：2018年11月14日 20時
