先輩 ページ8
それから数日後。
GE「お疲れ様でしたー！！」
沸き起こる拍手。
スタッフたちが取り囲むスタジオの真ん中で、花束を渡されているGENERATIONS。
新しいCMの撮影を終えたところだった。
RU「っしゃ。事務所でトレーニングや！」
AL「あ、俺も付き合うよ。」
RY「亜嵐くん、最近燃えてんね(笑)」
AL「EXILE復活してから、みんな鍛えてるからやらないと追いつかなくてさ。」
RU「ほな、ガッツリやるか？」
AL「いいね。」
賑やかな廊下を歩く集団。
HT「ねぇ、玲於。」
RO「ん？」
最後尾の玲於に隼が近付く。
HT「この間聞きそびれちゃったんだけど。」
RO「何？」
HT「タチバナ、ってなんの事？」
RO「えっ？」
HT「この間言ってたじゃん。タチバナがあった、とか何とか。」
あれは…
なんて説明したらいいんだ…？
ふと、頭がそう思った直後。
RO「そんなこと言ったか？(笑)」
笑って誤魔化してる自分がいた。
HT「言ったよ。あった！って。覚えてないの？」
RO「眠かったしなー。夢見てたんじゃね？(笑)」
HT「えー…。面白そうな話でもあるのかと思ってたのに…。」
RO「なんだそれ(笑)」
隠すことなんかなかったんだ…
ただ…
この間の雨の日…
俺が傘を渡した女は…
タチバナって名前で…
どうやら俺ん家の上に住んでるらしい…
それだけの事…
なんで俺…
誤魔化したんだろ…？
自分の行動に戸惑いながら、戻って来た控え室の前。
腕を組んで壁に寄りかかる姿。
MD「あれ、アキラさん。」
AK「よぉ。お疲れ。」
RO「アキラさん！お疲れ様です！」
戸惑いを払拭するように飛びついた。
AK「なんだよ、玲於。元気ありあまってるな(笑)」
AL「どうしたんですか？」
じゃれつく玲於の頭を撫でるアキラ。
AK「この下で仕事してたんだ。お前らがいるって言うから寄ってみた。もう終わりか？」
RO「はい！」
AK「じゃ、ちょっと付き合わないか？」
MD「飯っすか！？」
RO「行きます！」
RY「自分たちはラジオなんで…。」
YT「行きたい…。」
HT「俺もー。」
RY「ダメ。お仕事。」
AK「龍友と亜嵐は？」
RU「すんません、自分トレーニングなんで。」
AL「俺も鍛えないと置いてかれそうなんで(笑)」
AK「なんだよ。付き合い悪いなぁ。じゃ、玲於とメンディー拉致ってくわ。」
RO「すぐ着替えます！」
玲於は嬉しそうに控え室に飛び込むと、衣装を放って私服に着替えた。
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mamari(プロフ) - りなさん» 以前も読みに来てくれてましたよね。ありがとうございます！ (2018年10月25日 18時) (
レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - やっと付き合えた！って思ったのに...。どんな風になっていくのか気になってしょうがないです（笑） (2018年10月25日 2時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamario | 作成日時：2018年10月13日 19時
