予定 ページ9
数日後。
デスクに伏せてあった携帯。
ブルブル震え出す。
パソコンを叩く手を止めた。
RH(A今夜暇？)
リエさんだ…
(お陰様で帰宅するだけです。)
RH(じゃあ開けといて！また連絡する！)
(何かあるんですか？)
それ以上続かない会話。
リエさんが開けといてって言う時は…
大抵…
食事か…
お酒の誘いが入る…
明日が仕事だろうが関係ない…
絶頂まで楽しむのがスタイル…
「朝までコースかな……。」
嬉しいような、怖いような、妙な気分。
オフィスの時計は、眠気を誘う時刻だった。
その頃。
NA「ねぇ、なんで教えてくんないのぉ？」
鏡張りのスタジオのど真ん中。
お揃いのジャージ。
駄々っ子みたいに足をばたつかせる。
OM「だから、野暮用だって…。」
NA「その野暮用の内容を聞いてんの。」
OM「しつこい…。」
NK「それくらいにしとけよ(笑)」
NA「みんな気になんないの？」
EL「まぁ、女だって事は確かだしねぇ(笑)」
IT「臣さんに事務所から飛び出させた相手が気になるけど(笑)」
EL「確かに！(笑)」
ケラケラと笑いが立つ。
まるで学生のノリ。
KJ「そう言えば、リエちゃんが今夜開けとけ言うとったで？」
NA「あー。なんかパーティかあるんだろ？」
KJ「俺、ラジオやから無理やぁ。」
NA「俺も今夜は無理だなぁ。」
みんなそれぞれのスケジュールを抱えていた。
RJ「臣、なんにも無かったよね？行くの？」
OM「どうかな……。」
自分の荷物に投げた視線。
今朝…
リエちゃんから来たLINEには…
"ほかの誰が来れなくても臣ちゃんは絶対だから…"
そう書いてあった…
リエちゃんが…
俺は絶対なんて…
なんの集まりだろ…
そう思っていた時。
MD「おはようございます。」
ひょこっとスタジオを覗くと、笑みが広がる。
NA「メンちゃんじゃない(笑)」
MD「今、三代目がいるって聞いて来ちゃいました(笑)」
KJ「他の奴らは？」
MD「いますよ。もうちょっとしたら来ます(笑)」
NK「リエちゃんからLINE来たか？」
MD「あー。来てましたね。」
EL「行くの？」
MD「俺と玲於は行こうかと。他は仕事みたいなんで。」
AL「おはようございます！」
大きな身体の後ろから現れた笑顔。
先輩後輩といえど、集まれば賑やかになる。
次から次へと入ってくる後輩たちと、ハグをしたり、ハイタッチをしたり。
スタジオからは笑いがこぼれていた。
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ままりぉ。(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます！毎日の楽しみが増えてくれたら嬉しいな。今度こそ完結目指して頑張ります！ (2019年5月3日 8時) (
レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
ままりぉ。(プロフ) - りなgさん» なんか思った以上にドロドロしてしまいました（笑）でも気になりますね！ (2019年5月3日 8時) (レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！待ってます！ (2019年5月3日 1時) (レス) id: 48eab865b8 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - もどかし過ぎるー！！NAOTOさんの言葉の意味は…？理由があって付き合ってた…。ますます気になります(>_<) (2019年5月1日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
ままりぉ。(プロフ) - りなgさん» いつもコメントくれてありがとう。前のも終わってないのに新しいものを書いてしまいました。先はまだまだ長いですが、気長にお付き合いください。 (2019年4月30日 15時) (レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままりぉ。 | 作成日時：2019年4月20日 9時
