魔法使いの商売 ページ4
最近商売をし始めた町に来てみた。
ここは人が少ない。しかし裕福な家庭が多々あり絶好の商売スポットだ。
まぁ、今日で最後なんだが。
僕は長机の上に絹の布をひき商品を並べる。
周りの人ははじめて見る人も多い。なんだなんだと集まってきている。
さぁ、今だ。
「さてさて今日の掘り出し物は、この島で取れたものしか使っていない安全安心のポーションに、なんとまぁ不思議。なんでできているんでしょう結晶花！他の店より安いし繊細！お土産、おしゃれのワンポイントに宝石細工！さぁさぁ早いもんがちだよ！」
そう言うと、陽気な声につられてたくさんの人が集まってきた。
「あらあら、ポーションなんて見るのいつ振りかしら。記念に一つもらっていくわね。」
「死にかけてる奴とか以外ならだいたい助かるよ！ぜひ使ってくれ奥さん。」
「わー、この花綺麗！後で先輩に見せびらかしちゃお！」
「ほどほどにしとけよ嬢ちゃん。あとこれ、あんま強く握ると折れるからな！」
「え、やっす！これ本物だよな？破格だぜこりゃぁ・・・。」
「気にしない気にしない！奥さんのご機嫌取りにでも買ってけって！」
あんなにあった商品がわずか１時間程度で売切れてしまった。毎度のことだが。
定員の人柄、商品の質、値段、それら全てが良いのなら買わない理由などないだろう。
でもこの喋り方疲れるんだよねぇ。陽気キャラってあんま向いてないのかも。
次の島ではキャラを変えて商売しよう。そう思い帰ろうとしたときだった。
「嬢ちゃん。ちょっと聞きてー事があるんだけど・・・。」
知らない声の男に呼び止められた。
警戒しながらも振り向くとそこには・・・・・
「あ、怪しいもんじゃないよ。一応これでもまともな職には就いてるからね。」
「こんなところで会えるなんて光栄です。・・・・・海軍大将、青雉さん。」
「あっれ、知ってたの？」
あぁ、今日は厄日だな。
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むくろ - 参考にしたのは魔法使いの嫁かな？ (2022年2月15日 18時) (
レス) @page14 id: e1008cec79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - あわわわわ！そんなことを言って頂けるなんて光栄です！更新がんばります！ (2019年1月1日 13時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
林檎スター★(プロフ) - 早く続きが見たいです！ (2018年10月19日 21時) (レス) id: b9a33300ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 花見月さん» コメントありがとうございます！私も僕っ子大好きです！なんかほら、特別な感じが出て・・・・。← (2018年4月1日 20時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
花見月 - 夢主ちゃんが僕っ子って何それ私得。面白いです。更新頑張ってください！ (2018年4月1日 18時) (レス) id: 4405a4ca8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hasake/
作成日時：2017年10月20日 23時
