し あ わ せ ページ1
髪の毛の流れに逆らわずに撫でてくれる手がすごく心地いい。
優しく撫でてくれる私よりも大きくて優しい手
窓から入ってくる風が白いカーテンを揺らす。
数十分くらいたった時だろうか。
煙の匂いで目が覚めた。寝てしまっていたみたいだ。
「あー...わり。部屋ん中で吸っちまった」
おそ松くんが煙草を吸っていたみたいで部屋の中が煙い。
何時もは部屋の壁がヤニで汚れてしまうからベランダで吸ってもらってたけど私に膝枕をしていたせいで我慢出来ずに吸ってしまったんだろう。
「今日はもういいよ」
そう言ってゴロンと寝転がる。おそ松くんに苦笑を零しながら私の髪を人撫でして耳に掛けた。
煙草を消したおそ松くんに起き上がってぎゅーと抱きしめて顔を埋める。
ふわりと香る煙の匂いと洗剤の匂い。
私はこの匂いが好きだ。
前に1度ベランダで煙草を吸っているおそ松くんに私もすってみたいって言ったら
「だめっ！煙草って結構肺に悪いんだよ？だからAは吸っちゃダメ」
なんて返ってきてとんだ特大ブーメランじゃないかと思うことがあった。
ちょっと顔を上げれば微笑んでるおそ松くんの顔があって優しくキスされる。
「ん...」
唇が触れ合うだけのそんなキス
「...おそ松くん 好きだ よ」
「俺も..好きだよ」
そう耳元で囁いてくれて抱き締めてくれる温もりが心地よくて
もう少しだけこのままがいいな、なんて
.
.
し あ わ せ
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―――
＼ゴミ箱入り/
あぁ...、うん、恋愛難しい()
変更しました(2017/03/29)
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作者名：メロン(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾝｯ | 作者ホームページ：('ω'乂)
作成日時：2017年4月20日 9時
