きゅーう ページ10
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あれからすぐに言われた場所へ向かうと、なんと本当にその鳥がいた。
すまん、レオリオのところに行く意味がなくなった
わ…。
｢ありがとうクラちゃん！！ほんと助かった！！
このままだと金欠で死ぬ所だったわ！！｣
｢ああ、役に立ててよかった。
ところでAは今どんな仕事をしているんだ？｣
｢私？今は頼まれ屋をしてるよ｣
｢頼まれ屋？｣
クラピカが小首をかしげる。
んんん可愛いよクラちゃんんんんん！！
ちょっと誰今キモイって言ったの。私の愛の呪いをかけてやろうか。
なんて冗談。ほんとに冗談だよ。嘘っぽくないない｡
｢説明しよう！頼まれ屋とは、頼まれた事を何でも引き受ける仕事である！ちなみに有料！
でも殺しはしない！生理的に無理だ！｣
｢成程。Aにはぴったりの仕事だな｣
｢えへへへへどうも｣
ポリポリと頭を掻きながらきっと褒めていただいたのだろう事に礼を言う。
これで褒め言葉じゃなかったら私泣く。
ふと、私はクラピカが何の仕事をしているのかが気になり、興味本位で尋ねてみた。
すると返ってきたのはクラピカにしてはとても意外な言葉。
｢私は今ノストラード氏の護衛をしている｣
｢護衛？クラちゃんにしちゃ随分と大人しそうな…｣
｢そうか？言葉だけでは一見大人しそうだが、実際はそうでもない｣
｢へぇ…そういうもんですか｣
｢そういうものだ｣
お互いの事を色々と話したところで時計を見ると既に三十分程が過ぎていた。
これはいけない、クラピカにも仕事があるのではないか？
そう思い、そろそろお開きにしようかと言いかけた時、最後に一つ、と遮られる。
｢頼まれ屋というのは形のないものでも頼まれてくれるのか？｣
｢というと？｣
｢例を言えば、情報や伝言だな｣
｢全然平気でっせ。情報の場合、どんな情報が欲しいのかを明確に教えてくれたらなんでも頼まれます｣
｢そうか。引き止めて悪かった。
またいつか連絡する｣
クラピカとはそうして別れた。
あちらもあちらで仕事が大変らしい。
流石美人クラピカちゃんだな。
私は目的だった鳥を手に、爺さんのところへ報告に行くのであった。
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朱 - お願いします！書いてください！月に一回更新でもいいので！お願いします！ (2017年9月11日 23時) (
レス) id: b95ec5a843 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - すごい面白いです！もう主人公の馬鹿さとか可愛すぎて机バンバン叩いていましたw作品が消去されるのは悲しいですが、いい作品に出会えさせた作者さんに感謝です。ありがとうございました (2017年8月31日 23時) (レス) id: 36a76390b2 (このIDを非表示/違反報告)
ままみむめもも(プロフ) - wakana0503さん» いやん先が読まれてる！フェイタン実は本命なので今回どうしようか迷っています。これからも作品をよろしくお願いします！ (2016年9月24日 10時) (レス) id: 64ae26cac4 (このIDを非表示/違反報告)
wakana0503(プロフ) - まさかの3年が経ってるって言うねこの子は放出系だと思うけどな私と同じオーラを感じる……イルミのメモには何が書いてあったんだ…旅団入るのかな？フェイタンは天使だけど悪魔 (2016年8月31日 20時) (レス) id: 95b6da62c6 (このIDを非表示/違反報告)
ままみむめもも(プロフ) - 383さん» あぁ、そちらでしたか。言われてみれば確かに…冨樫先生病気大丈夫なんでしょうかね。早く元気になって欲しいです (2016年8月19日 21時) (レス) id: 64ae26cac4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままみむめもも | 作成日時：2016年5月29日 19時
