よーん ページ5
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同じ場所にて
｢なぁ、あれって…｣
｢あ！A！？｣
｢だよな！！｣
銀髪と天使君が言った。
いやはや、出番が遅い！((ごめん!
二人はそれがAだと確信していたようだが、
如何せん0.1%の確率で間違っていたら困ると思い、声をかけることはしなかった。
ネテロ会長はこれを狙っていたのか、はたまた偶然か。
｢さ、ゴン行くぞ｣
｢そうだね｣
｢飯なににするー？｣
｢俺はなんでもいいかなー｣
一方、彼らに見つかったことを全く知らない私は
絶賛気絶中。
いや、ほんとに気絶してたわけではなくて、疲れすぎてもう手も動かしたくないって状態。
もう誰も私に話しかけないでくれ。
私は疲れているんだ。
寝かせろ。
《prrrr...prrrr...》
《prrrr...prrrr...》
《prrrr...pr｢あ゛ーもーうるせぇ！！｣
『もしもし？わしじゃよわし』
｢ん…どなたですか｣
『じゃからわしじゃて』
｢わし なんて知り合いはいません｣
『お主もひねくれとるのぅ。ネテロじゃよ』
｢あっ、はい｣
眠いのに寝かせない方が悪い。
今回は相手が相手なのでしっかりと受け答えできるよう努力しながら会話を続けた。
『頼んだものはどうじゃ？』
｢はいはい用意出来ました｣
『ちと簡単じゃったか』
｢ん？疲れたのは疲れたけどね｣
『それは余分に歩き回ったからじゃろう？
どうせお主の事じゃから出店でも回っとったんじゃないか？』
｢なぜバレたし｣
『ふぉっふぉっふぉ』
無駄に勘はよろしい爺さんだ。
その爺さんから頼まれたものというのは伝説のオルゴールと呼ばれるオルゴール。
なんでも、この世のものとは思えないほど美しい音色を奏でるのだとか。
それがヨークシンにあるというので遥遥ジャポンからやってきたというのに、あっさり手に入ってちょっとびっくりしている。
｢聴いてみたいなー…ダメかな…ダメか｣
とりあえずお風呂に入ろう。
せっかくおきてしまったんだから。
その頃で、電話を切った会長は茶を啜った。
伝説のオルゴールは誰にも見つけられたことはなく、その音色も聴いたものは現在誰一人として居ないはず。
それをたかが十九の娘がこんなに早く見つけてしまうなんて。
まあ、間違っているという可能性も十分にあり得る｡
来るまでのんびり待つことにしよう。
そしてまた、ズズっと茶を啜るのだった。
．
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朱 - お願いします！書いてください！月に一回更新でもいいので！お願いします！ (2017年9月11日 23時) (
レス) id: b95ec5a843 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - すごい面白いです！もう主人公の馬鹿さとか可愛すぎて机バンバン叩いていましたw作品が消去されるのは悲しいですが、いい作品に出会えさせた作者さんに感謝です。ありがとうございました (2017年8月31日 23時) (レス) id: 36a76390b2 (このIDを非表示/違反報告)
ままみむめもも(プロフ) - wakana0503さん» いやん先が読まれてる！フェイタン実は本命なので今回どうしようか迷っています。これからも作品をよろしくお願いします！ (2016年9月24日 10時) (レス) id: 64ae26cac4 (このIDを非表示/違反報告)
wakana0503(プロフ) - まさかの3年が経ってるって言うねこの子は放出系だと思うけどな私と同じオーラを感じる……イルミのメモには何が書いてあったんだ…旅団入るのかな？フェイタンは天使だけど悪魔 (2016年8月31日 20時) (レス) id: 95b6da62c6 (このIDを非表示/違反報告)
ままみむめもも(プロフ) - 383さん» あぁ、そちらでしたか。言われてみれば確かに…冨樫先生病気大丈夫なんでしょうかね。早く元気になって欲しいです (2016年8月19日 21時) (レス) id: 64ae26cac4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままみむめもも | 作成日時：2016年5月29日 19時
