にじゅういーち ページ22
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｢私は思うんです！
この世の中誰も信用しちゃけないって！！
例えばきょぬーとか！！ボインとか！！｣
｢そうねぇ…｣
熱弁すること約三十分。
語った。とても熱く語った。
主に巨乳について。
パクさんはそれを何も言わずに聞いてくれている。
なぜ聞いてくれているのかは知らん。
けれどパクさんがとてもいい人だという事はよくわかった。
｢ほんとにね…世の中見た目で決まるんですよ…
中身中身って言いますけどね…結局は見た目で判断されるんですよね…ハハハ…(白目)｣
｢見た目というよりも、あなたが言ってるのは胸でしょ？｣
｢胸です。(即答)｣
パクさんが頭をよしよし撫でてくれたのでちょっと涙が出そうになったよ。
なんて優しいんだろうかこの人。
クロロさんやイルミとは全く違う優しさに触れて思わず鼻を啜った。
ズビｯ。
｢そんなに気にしなくてもいいと思うわ？
胸なんて豊胸でも何でもすればいいじゃない｣
｢そうですよね…｣
｢ここで頑張りなさい。
逃げようなんて考えないことね｣
｢うん…そうです……
！？！！？｣
今なんつった！？
いきなりのことで全く頭がついていっていない。
パクさんは私がついさっきまで考えていたことをスラスラと続け様に話しだした。
こ、心が読まれている……！！！
終いにはどうやって逃げるかなんてこともバレてしまっていて、私はわけがわからなくなった。
｢えっえっ…なんで！？｣
｢ふふっ…さあ、なぜかしらねぇ？｣
｢ウソん！教えてよ！教えてくれてもいいじゃない！｣
｢個人情報よ。教えられないわ｣
旅団に個人情報もくそもあるかい！！
と、心の中で叫びつつ、両手をぐっと握りしめる。
悔しい…私は悔しいぞ！！！
｢………仕方ないわね。
旅団に残るっていうなら教えてあげてもいいわ？｣
｢くっっ……やりおるな…｣
｢どうするの？残るの？｣
仕組みを知りたいけれど旅団には残りたくない…
残りたくないけど仕組みは知りたい…
苦渋の決断により、私は…
｢…旅団に……残り、ます…｣
｢そう、いい判断ね。
こっちへいらっしゃい｣
奥歯がぎりぎり鳴っている。
多分1ミリ2ミリはすり減った。
連れていかれたのは旅団のアジトの裏のあたり。
そこは何も無い広場のような場所。
｢ここで何するんですか？｣
｢今からあなたに質問することに答えてちょうだい｣
｢えっ…ここで？｣
｢屋内だと危険なのよ｣
なんだか怖そうだな！？
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朱 - お願いします！書いてください！月に一回更新でもいいので！お願いします！ (2017年9月11日 23時) (
レス) id: b95ec5a843 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - すごい面白いです！もう主人公の馬鹿さとか可愛すぎて机バンバン叩いていましたw作品が消去されるのは悲しいですが、いい作品に出会えさせた作者さんに感謝です。ありがとうございました (2017年8月31日 23時) (レス) id: 36a76390b2 (このIDを非表示/違反報告)
ままみむめもも(プロフ) - wakana0503さん» いやん先が読まれてる！フェイタン実は本命なので今回どうしようか迷っています。これからも作品をよろしくお願いします！ (2016年9月24日 10時) (レス) id: 64ae26cac4 (このIDを非表示/違反報告)
wakana0503(プロフ) - まさかの3年が経ってるって言うねこの子は放出系だと思うけどな私と同じオーラを感じる……イルミのメモには何が書いてあったんだ…旅団入るのかな？フェイタンは天使だけど悪魔 (2016年8月31日 20時) (レス) id: 95b6da62c6 (このIDを非表示/違反報告)
ままみむめもも(プロフ) - 383さん» あぁ、そちらでしたか。言われてみれば確かに…冨樫先生病気大丈夫なんでしょうかね。早く元気になって欲しいです (2016年8月19日 21時) (レス) id: 64ae26cac4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままみむめもも | 作成日時：2016年5月29日 19時
