15 ページ16
貴「ハッ…!」
寝てたのか…わたし。
今9時30分。2時間も寝てた…
善「あ、起きた?相澤さん」
貴「え、あ、我妻くん…手…」
そこにはわたしの手を握ってる我妻くんがいた
我妻くんはニヤニヤしてるだけで手を離してくれない
善「もー恥ずかしいの??かわい〜!!」
貴「う、うるさいっ…」
こ、この人…女慣れしてるっ…!
我妻くんは手を握ったままで恥ずかしいんですけど…っ
善「手、ちっちゃいね相澤さんって」
いきなりなにを言い出すのかと思った
そりゃ、男の子より手がちっちゃいのは当たり前じゃん…って思った
善「俺ね、耳がすっごくいいんだよね、相澤さんからはいっつも寂しい音がする…
泣き叫びたくなるような寂しくて虚しい…
だから俺、頼りないかもしれないけど助けるから。何度でも頼ってよ」
貴「…っ」
背中に包丁を突きつけらたような感覚におちいった…図星だ
私が我妻くんが苦手だった理由はいつも私を見ると寂しそうな顔をするからだ
貴「なんで…っ。なんでそんな…私が欲しい言葉をかけてくれるの…っ。」
私は泣いた
人前で泣くなんてはしたないってお母さんに言われてきて
泣きたくなかったけど、初めて…私が心を許せる人だったから…
我妻くんはずっと背中をトントンしてくれてた
144人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のどか(プロフ) - めっちゃ尊いです!!!!善逸くんがとっても可愛くて尊いです...あ、4話の、「お前の首を絞めころ す」になってませんか、? (2019年11月27日 1時) (レス) id: 80af6e4b36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みこた | 作成日時:2019年11月24日 19時