自己満わいて短編集(kn右しかない)

krkn ページ2

kn視点


｢……きりやん？｣

｢ん、なに｣

普通にソファーにすわっていたらきりやんがいきなり正面から溶けたみたいに抱きしめてきた。いつもこんなに、なんか、密着？してくることないんだけど

｢今日なんかあった？｣

｢、え？いやなんも。なんで？｣

｢いやーなんか今日めっちゃ甘えてくるなぁって｣

｢え〜俺これ甘えてる？｣

｢いつもこんなことしてこないじゃん。｣

｢あー、たしかにそうかもね。｣

やっぱきりやん今日元気なくない？いっつもニコってしながら話してくるけど今日ずっと真顔だし…。
うーん疲れてんのかな……？

｢きりやんホントになにもない？嘘ダメだよ？｣

｢なんもないけど…けど……｣

｢けど、？｣

｢……なんか、ちょっとつかれた。｣

きりやん最近ずっと仕事づくしだったしね。今日くらいはいっぱい甘やかしてあげよっかな……。

｢ちゅーしてあげよっか、？｣

いつも自分から言うことないからちょっと恥ずかしくなって顔が赤くなる。
するときりやんがゆっくりこっち向いて、

｢…お前それマジで言ってる？｣

｢え、マジだよ…？｣

｢可愛すぎるだろ…ちゅーしよ｣

｢いいよ｣

それできりやんの唇が重なって、それが嬉しくてつい笑みがこぼれてくる。

｢…ん、んふふ……ん、？！、ん、きぃ、や｣

きりやんがいきなり舌を入れてきた。めっちゃびっくりした。

｢ん、んむ…ちょ、ま…くる、し……！｣

肩をちょっと押したら離してくれた。

｢ちょ、お前いきなり舌入れてくんな……｣

そっぽを向いてそう言った

｢ごめんって、えへへ｣



あ、やっと笑ってくれた。


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