武勇伝４ ページ7
「……貴方、変わってるわね」
『よく言われます』
あ〜↑この不可解な物でも見ているかのような視線久しぶりねぇ！あっちの世界じゃ比較的常識人だと思ってたんだけど……どうも、現代っ子と海賊界では価値観の基準が違うんでしょうね。
「良いわ、中に入りなさい。その格好じゃ風邪ひくから」
『風邪通り越してもはや凍死寸前ですが…』
「ふふっ、それだけ元気があれば大丈夫よ」
と、いう訳で。敵か味方かも分からないお姉さんの後をついて行くことにした。いざとなれば無双くん復活してるだろうし…うーん。下手すりゃ現実世界より綱渡り人生送ってるな。私は
・
・
建物の中は相当広かったようで、少しでも気を抜けば迷子になりそうだ。研究所、といった表現が近いだろう。一体ここで何をしているのか……なんて、今は聞かない方がいい。
「マスター、失礼します」
『ますたー…？』
ここのボスの事かな。ひょいと顔を覗かせて様子を伺うが……人影は見当たらない。どうやら留守にしてるっぽいぞ
──部屋の中へと通され、辺りを警戒していたその時だ
「シュロロロ……そんなガキ一匹ここに入れるたぁ、どういう了見だ…？モネ」
私とお姉さん以外の別の声。今更だが、このお姉さんモネって名前だったのか。
「雪山で遭難してたみたいです。丸腰で敵意も無いみたいですので、中へと案内しました」
「………ほう？」
刹那、ぶわりと風が舞う。薬品くさっ！と声を漏らしつつも室内を見つめていると……どういう訳か、突然人間が現れた。いやでも…角生えてるし下半身透けてるし……これは人と判定してもいいのか…？
「おいガキ、何故この島に来た」
少しずつ目線を上に向けて…ようやくその正体と目が合った。相変わらず身長高いんだよな……この世界は。
声と見た目からの偏見だが、こいつは悪役と見た。
『……分かんないです？気がついたらここに飛ばされたっていうか……不可抗力といいますか……うーん』
「飛ばされた…？クマの仕業か？」
『さぁ……』
まあ、張本人知ってんだけど。あくまで被害者ヅラしておく
「貴様……政府の人間じゃねぇだろうな」
『んなわけありませんって！そもそも、こんな島に来るって分かってたら重装備してました！』
「……そうね。貴方みたいな人、見たことが無いもの」
巻き込まれた一般人でしょうね、というモネさんの助言によりマスターも渋々納得した様子である
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二枚舌を使うドクター哀感(プロフ) - モトム続き (4月2日 20時) (
レス) @page40 id: 30dece2dde (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 密かに読んでました！！！続きの更新待ってます！！がんばってください！！ (2月24日 22時) (レス) @page40 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 更新きちゃー！！こっちはもうないのかなと思っていたのでめっちゃ嬉しいです！ (1月20日 21時) (レス) id: 01548bf821 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - あの、、、読んでみたら神作だったんですけど、、最高すぎませんか、！？！？続きを楽しみに待っています、！！ (11月12日 21時) (レス) @page38 id: c5b0b7dc1b (このIDを非表示/違反報告)
わか - 面白すぎます！！続きを、、続きお願いします！！ (9月28日 19時) (レス) @page38 id: ba86f2a0b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2021年5月9日 20時
