武勇伝１５ ページ18
……そして某日。今日はやたらと研究所内が騒がしい。モップを手に真面目に掃除してますと雰囲気を出しながらもきちんと聞き耳を立てた。
なんでも、この島で何者かの船を見かけたらしい……それも2隻
「侵入者はあの"麦わらの一味"らしいな」
「あぁ。でも既に3名と1匹は拘束。残りの連中もボスが仕留めに向かったらしいぜ」
「なら安心だ」
………。
『うりぃぃぃぃぃぃぃ！！！！！！』
廊下のど真ん中で奇声を発する私はきっと変人。喜びのあまりガッツポーズまで決めると周りがドン引きする様子が見えた。ごめんね
「だがG5の連中もここを嗅ぎつけやがった…！下手すりゃ追い出されるかもな…」
「まさかあのスモーカーんとこのか！？おっかねぇ…！に報告しなきゃな！！」
『……マジか』
聞き間違いであって欲しいが…確かにスモーカーと言ってた。海軍の中でも比較的仲の良かったキャラ……よりによってここで再会かぁ。たしぎさんもいるんだろうな
麦わらの一味だけならまだしも、今はなるべく海軍と会いたくない……テンションの落差が凄い。感情ジェットコースターかよ
『(1匹ってことは……相棒かな？)』
相棒も珍しいし、マスターになんか見られたら解剖される可能性もある。前にポチだって危なかったし。マスターって自然系の能力者らしいが容赦なく一撃食らわせてやった。
いずれにせよ、麦わらの一味と合流した方が良い。丁度近くを通りかかった警備隊に紙切れを渡す
『お兄さん！これあげます！！』
「？なんだこれ」
『退職届！！』
半ば押し付けるように紙を預け走り出す。そんじゃあばよ、給料は適当に振り込んどいて
・
・
騒ぎのあった方へ取り敢えず来てみたが、特に誰かがいる気配は無い。部屋の一角から妙に焦げ臭いが漂うくらいで、多分一足遅かったのだと思う
『うっっわ溶けてやんの…』
頑丈な扉が…これまた派手にやってくれたねぇ。こんな芸当出来るとすれば……ビームを覚えたフランキーさんかな
まだそんなに時間は経っていないはず。全力で走れば追いつけるかもしれない、と踵を返し研究所の奥へ向かおうとした瞬間──
「みんな！！早くこっちに！！」
「ホワチャ〜！！おれについてこい！！」
複数の足音と、懐かしい声が響く。そして声の主達は私の目の前で止まった。
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二枚舌を使うドクター哀感(プロフ) - モトム続き (4月2日 20時) (
レス) @page40 id: 30dece2dde (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 密かに読んでました！！！続きの更新待ってます！！がんばってください！！ (2月24日 22時) (レス) @page40 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 更新きちゃー！！こっちはもうないのかなと思っていたのでめっちゃ嬉しいです！ (1月20日 21時) (レス) id: 01548bf821 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - あの、、、読んでみたら神作だったんですけど、、最高すぎませんか、！？！？続きを楽しみに待っています、！！ (11月12日 21時) (レス) @page38 id: c5b0b7dc1b (このIDを非表示/違反報告)
わか - 面白すぎます！！続きを、、続きお願いします！！ (9月28日 19時) (レス) @page38 id: ba86f2a0b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2021年5月9日 20時
