青いアイツには妹がいる【実況者】 (ページ11)

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9話ページ11

雪奈視点

今日は大事な話があるらしい

ｶﾞﾁｬ

『お待たせしました』

rd「あ､雪奈
とりあえず座ってくれる？」

『はいはい
…で､どうしたんですか？』

kyo「俺らさ…シェアハウス､しようと思うんやけど」

『はい』

ru「それで､雪奈さんも一緒にやらないかっていうことなんだけど…」

『いいですよ』

cn「あー…ここからが本題なんだけどね」

rd「…実は俺ら

実況者､なんだ…」

『うん､それで？』

md「ｴ」

rd「いや､俺たちがYouTuberやってるんだよね」

『だから？』

ru「…驚かないんですか？」

『だって知ってましたし…』

運営「「「ｴ」」」

rd「まじでぇ！！？？」

cn「い､いつから？」

『皆さんと初めてあったときからですけど
らっだぁ運営っていうやつでしょう？
兄さんがらっだぁなのはずっと前から知ってたけど』

友達とゲームするから静かにしててとか､兄さんはそんな友達のために考えるなんてことしないからね←

kyo「普通にバレてるやん！！」

ru「俺らのあの緊張はなんだったんだ…」

md「じゃあ！雪奈ﾄ､ｼｪｱﾊｳｽしてｲｲってｺﾄ？」

『そういうことですね』

md「わぁーい！！」

cn「それじゃあ早速準備しないとね」

rd「家はここでいいよな？」

『個室はあるから､家具の整理とかはしなくてもいいと思います』

～数日後～

ru「ここが俺らの家になるのか…」

md「ﾜｰｲ」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『はーい』

ru「あ､お邪魔します…じゃない､ただいま」

『おかえりなさい
それ､私も運びますよ』

ru「大丈夫ですよ､女性に重いものを持たせるわけにはいきませんから！」

『はぁ…』

ru「…………………………あの､手伝ってくれませんか？」

『持てなかったんですね』

ru「すいません…」

『いいですよ､二階ですか？』

ru「あ､はい､俺の部屋ですね」

『よいしょ』

意外と軽い

これなら片手で持っていけるな

ru「ｴ」

『どうかしました？』

ru「…何でもありません
(…それ､俺が両手でも持てなかったのに…)」

kyo「レウーーー！だらだらすんなーーーー！！！」

ru「やばっ､ごめーーん！」