7話 ページ7
時雨視点
kn「ど、どこに行く…?」
『そうだなぁ……じゃあ、私のお気に入りの場所で良い?』
kn「う…うん!」
金城さんのお気に入りの場所かぁ…
どこなんだろう
『ほら、ここ
私のお気に入りのカフェ』
kn「わぁお…」
お店がお洒落すぎて入りにくい←
カランコロン
入った場所は、とても落ち着いた雰囲気のカフェだった
周りを見渡していると、店長らしき人が話しかけてくる
「あらぁ、千明ちゃん!」
『久しぶり、店長』
お気に入りっていっても、こんなに店長と仲が良いのか…
「久しぶりねぇ
あら、そっちの子は?もしかして彼氏?」
kn「うぇ!?いやっ、違っ…」
『ああ、まだ彼氏じゃないよ』
「ふぅん?まだ、ねぇ…」
俺は恥ずかしさを誤魔化すように自己紹介をする
kn「かっ、金谷時雨です!」
「よろしくね、今日はゆっくりしていって」
kn「は、はい」
『なかなか良いところでしょ?』
kn「うん、レトロな感じで、良いかも…」
『ふふ…すみません、注文お願いします』
「は〜い、ご注文は何にしますか?」
奥からさっきの店長が出てきた
『ナポリタンとコーヒーをください』
kn「じゃ、じゃあ…カルボナーラと…コーラを…」
「はーい、かしこまりました」
…金城さん、ナポリタンとかコーヒー好きなのかな
kn「き、金城さんって、コーヒー好きなの?」
『う〜ん、特別好きってわけじゃないんだけどね、ここのは凄く美味しいんだ』
kn「そ、そうなんだ…」
「お待たせしました」
俺と金城さんが話していると、料理が運ばれてきた
『ありがとうございます』
kn「わぁ…」
美味しそう…
『いただきます』
kn「…ん!美味しい!」
『でしょ?』
カルボナーラってこんなに美味しいんだ…!
『ね、カルボナーラ一口ちょうだい?』
金城さんは口を開けてくる
え、これって俺が食べさせるの?
kn「ぇっ…あぁ…は、はい…」
『うん、美味しい、私のもあげようか?』
金城さんは俺にナポリタンを食べさせようとする
kn「うぇっ…いや!大丈夫!」
『そう?』
金城さんって、そういうのさらっとやっちゃうんだよなぁ…
「ふふっ…」
『どうしたの?店長』
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作者名:本が大好きなハリネズミ | 作者ホームページ:なし
作成日時:2022年7月22日 21時