3話 ページ3
時雨視点
今日は水曜日
たった一日がどれだけ長かったことか…
Na「…何か楽しそうだね､きんとき」
kn「え？そう？」
そんなに分かりやすかったかな…？
Br「何かあったの〜？」
kn「え〜？」
俺はそう聞かれ､月曜日のことを思いだしついにやけてしまった
kn「んふふ…」
kr「うわ気持ち悪」←
kn「おい！？」
何だ気持ち悪いって！
shk「で､どうした？」
kn「えっと…放課後に､金城さんと勉強をすることになって…」
Br「おお〜！」
Na「おめでとう」
Br「じゃあ今日やるの？」
kn「うん､そうだけど…」
sm「…話せるのか？」
kn「え」
kr「確かに…お前､金城さんには限界オタクみたいな反応するし……」
昨日は勢いで話せたようなものだし…
俺､自分から話せるかな…
しかも一対一
kn「…ヤバイかも」
kr「マジか…」
shk「どうするんだ？」
kn「………き､気合い？」
Na「いや気合いじゃ無理だって…」
kn「だよねぇ…」
まじでどうしよう…
Br「練習する？」
kn「練習？」
Br「ほら､きりやんが金城さんだと思って！」
kr「何で俺？」
kn「金城さんはこんな間抜けな顔してないよ！」←
kr「失礼だなおい！！！」←
Br「思い込むんだよ！目の前に居る人は金城さん！」
目の前に居る人は金城さん…
金城さん…
金城…さん…
kn「無理っ！！！！」
俺には眩しすぎる！←
sm「重傷だな…」
結局､何も出来ないまま放課後になった
「千明様！一緒に帰りましょう？」
「私も！」
「ちょっと！ずるいわよ！」
金城さんはいつも通り女子に囲まれている
『あー……今日から用事があるから､みんなとは帰れないんだ』
「えぇ〜」
『ごめんね』
こうやって断っているのが俺のためだと思うと､さらに緊張してしまう…
って､違う違う違う！
金城さんはあくまで自分のためにやってるんだから！
自惚れるな！！！
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作者名：本が大好きなハリネズミ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年7月22日 21時
