日記１５５ ページ39
「……失礼、敵戦につき少々威嚇した。療治の水を持参した。戦闘の意思はない」
「……"覇気"をムキ出しにして現れる男の言い草か、バカヤロウ。グララララ……！」
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その後、2人だけで話がしたいとの要望で白ひげ海賊団の隊長達も一旦は引き下がる。酒を交し一段落ついたところで、いよいよ本題へと進んだ
「白ひげ……おれは、色んな戦いを越えて数々のキズを負ってきたが
今疼くのは、この傷だ」
そう言って自身の左目に出来た古傷を指す
「おれにこの傷を負わせたのは、お前んとこの"黒ひげ"ティーチだ。おれは油断などしていなかった
言いたいことが分かるか白ひげ！？あいつはじっと機を待ってた。隊長の座にもつかず名をあげず、自分を隠し今まで"白ひげ"というデカい名の陰に潜んでいたんだ…
──そして力を得て、動き出した。自分の意思で！いずれお前の座をも奪いに来る…」
赤髪が提案した内容は二つ。一つは、"火拳のエース"を止めてやること。若くして隊長にまで上り詰めた優秀な部下ではあるが、今はぶつける時では無いと判断したそうだ
そしてもう一つは、"黒ひげ"から今すぐ手を引くこと。
………だが、白ひげが受け入れるはずは無かった
「あいつの罪は…海賊船で最もやっちゃならねェ"仲間殺し"だ……！鉄の掟を破ったのさ、おれの船に乗せたからにゃどんなバカでもおれの息子よ。殺された息子の魂はどこへ行くんだ…
仁義を欠いちゃあこの人の世は渡っちゃあいけねぇんだと、ティーチのバカに教えてやるのがおれの責任だろうがよ……！」
そして、酒を飲み干し空樽を投げ捨てる。同じく赤髪も酒を飲み干し、剣を構え徐に立ち上がった
「……誰にも止められなくなるぞ…！
暴走するこの時代を……！」
「恐れるに足らん！！！
おれァ"白ひげ"だ！！」
剣と薙刀の刃先がぶつかり合ったその瞬間……波は荒れ狂い旋風を巻き起こす
「赤髪のヤロー！親父に何を……！」
「待て待ていんなバカな事やる男じゃねェよい！」
「だが……何らかの話は決裂したようだ。見ろ、空を」
覇王色の勢いはとどまることを知らず、ついには天にまで届き……雲がかかった空が真っ二つに割れたのだ
……そして、
＿『あ"ぁぁぁぁぁぁ！！！！』
＿「ピィィカチュ！！？」
「「「！？」」」
不運にもその場に居合わせた自称一般人もまた、彼らと遭遇することになる
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 龍影雫さん» ありがとうございます！！ノロノロ更新ですがこれからも頑張りますね！ (2020年6月27日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
龍影雫(プロフ) - めっっっっちゃ好きです!!ONE PIECE×ポケモン意外とイケますね！これからも更新頑張ってください！たとえゆっくりでも気長に待ってます!!!! (2020年6月25日 16時) (レス) id: 3ae87b76e5 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - またるさん» ありがとうございます！！ノロノロ更新ですがこれからもお付き合い頂けると嬉しいです！ (2020年6月25日 0時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - りえさん» 一気読みですか！！！？わぁありがとうございます！！これからも頑張りますね！ (2020年6月25日 0時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
またる - 面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年6月23日 17時) (レス) id: 15db7b492a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2019年10月10日 18時
