後戻り出来ない KH ページ7
(キュヒョンサイド)
ここ1ヶ月一緒に仕事をやって来て
一生懸命なところとか
気配りが出来るところとか
いつも元気で
君の周りはいつも明るくて
こちらまで元気になれる
こんなに仕事に行くのが楽しみなのは初めてで…
仕事の時以外は
他の女子社員とは違い全く媚びたりしてこなくて
男として見られてないのは悔しいけど
それはそれで余計に気になっていった
だからあの２人の関係が
気になったのは確かで…
だけどチャンミン
それはあまりにも直球過ぎるでしょ！
「へ？」
ほら…
びっくりして変な声出てるよ…
KH「チャンミン！いきなり何言い出すんだよ(笑)」
ここは冗談っぽく…
だってあきらかにチャンミンに怯えてる
CM「だから！カイとつきあってるのかって聞いてるの！聞こえなかった？」
KH「チャンミン！」
あのバカ…
そんな言い方
怯えてるのがわからないのか？
いきなり現れて
いきなりそんな質問されて
答える訳…
「その質問に答える義務はないと思いますので
失礼いたします。」
震える声だけど
しっかりと答えた…
そんな顔もするんだ
凛とした横顔
今にも泣きそうだけど…
かわいそうに震えてる…
こちらにペコってお辞儀して
小走りで1人立ち去った。
残されたいい大人２人と
伊藤さんと仲良しの綺麗な子
名前なんだっけ？
ツカツカと俺たちに近づき
茉美「Aとカイくんは幼なじみです。
A“は”それ以上の感情はないと思います！」
失礼します！
と頭を下げたけど
かなり棘のある視線…
俺たちやってしまったな…
幼なじみ…
その言葉で今まで見た２人が全部繋がるよな…
そしてAはって強調された言葉
いつも３人でいるからわかるんだろう
いくら鈍い俺でも気づくほど漏れてる
カイの気持ち…
今日わかったのはカイだけではなくて
チャンミンまで…
気づいてしまったけど
もう後戻り出来ないところまで
俺の気持ちは溢れているんだ…
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作者名：チームギュ | 作成日時：2017年4月30日 9時
