キャラ崩壊 ページ4
急いでロッカールームに向かう
スマホを確認すると
茉美ちゃんとカイくんからラインが来てる
今日はリフレッシュルームにいるとの事
今から行くね！
と歩きながら返信して小走りで２人の元へ…
と思ったら…
「伊藤さん！」
聴き覚えのある声に呼ばれた。
振り返るとキュヒョン先輩で…
KH「で？どこで食べるのかな？」
そう言って手に持っている小さな袋を
ゆらゆらさせている
「えっと…」
KH「社員食堂に行ってる時間無いから…
よかったら一緒させて？
嫌じゃなかったらだけど^ ^」
何がどうしてこうなったのか…
断れる訳もなくて
リフレッシュルームに行く私の後をついて来る
キュヒョン先輩…
茉美ちゃんとカイくんが私を見つけ手を振るも
後ろのキュヒョン先輩に気づいたのか
すぐに手を降ろした…
何がどうなってる？
２人の目がそう訴えてて…
「えっと…」
説明に困ってる私を他所に
KH「ここ初めて来たよ^ ^」
KH「おじゃまします^ ^」
２人に声をかけてカイくんの隣
私の前の席に座って
袋からサンドウィッチを取りだして食べ始める
ポカンとする私に
KH「早く食べないと昼休み終わっちゃうよ？」
そうだった！
急いでお弁当を開けて
持参しているあったかいお茶を
水筒のコップに注ぎ食べ始める…
キュヒョン先輩はカイくんとお喋りしながらも
2個目のサンドウィッチを取りだしてる
特に違和感なく
私たちに馴染んでいるキュヒョン先輩…
第一印象あんなだったのに(笑)
そんな事を思いながら
2つ目の玉子焼きを食べようとした時…
KH「手作り？」
いきなりの言葉と視線…
「えっ？」
KH「お弁当…伊藤さんが作ってるの？」
ほんとに今日はキュヒョン先輩どうしたんだろう…
仕事以外の質問多いな…
「はい…」
KH「食べたい…」
「はあ？」
KH「玉子焼き…」
「……」
KH「玉子焼き…」
何これ…
ほんとにこの人あのキュヒョン先輩？
「えっと…お口に合うかどうか…」
KH「いいの？」
そんな食い気味に…
ダメなんて言えないでしょ(汗)
だけど…
KH「あ〜ん^ ^」
口開けて待つのはやめて下さい^^;
キャラ崩壊してますよ(汗)
さすがにそれは出来ませんから(＞_＜)
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作者名：チームギュ | 作成日時：2017年4月30日 9時
