ドキドキ再び ページ15
CM「俺たちも行くから！どこ？」
あ〜なんでこうなるの(＞_＜)
お父さんかってくらいに
ダメダメ言われ
結局ついて来られてる…
明日からゴールデンウィークの後半に入るから
連休だよ？
２人共約束とかあるはずだよね？
いいの？
もうこうなったら
いないものと思うしかない！
明後日から
ずっと前から計画してた
大学時代の友人との2泊3日のソウル旅行のため
電圧プラグを買わないとと思ってたのに
買いそびれてて…
明日は友人と行きたい所とか話し合ったり
荷づくりしたりで忙しいから
今日買えたらいいなあと…
遅くまで開いてる電気屋さんに向かう
電気屋さんに売ってるって聞いたのに
どこだろう…
広い店内うろうろ、キョロキョロ
歩きまわっていると
CM「何探してますか？」
もれなくついて来た先輩が
少しイライラした感じで言ってくる…
だから１人で行くって言ったのに(＞_＜)
「電圧プラグを…」
とりあえず返事してみると
KH「旅行？どこへ？」
電圧プラグって言っただけで
わかるキュヒョン先輩すごい…
なんて関心してる場合ではなくて…
どこに置いてあるんだろう(＞_＜)
CM「こっちです！どこの電圧プラグ？」
KH「いつから行くの？」
CM「行き先はどこですか？」
私何も言ってないのに…
２人から質問責め…
「あった！」
電圧プラグの並んだ棚を見つけ
質問に答えるタイミングを逃し
それでも…
CM「だからどこのを探してますか？」
また質問…
なので
「あ…ソウル…韓国のを…えっと…これかな？」
探すのにいっぱいっぱいで…
KH「韓国のはこっちかこっちですね^ ^」
先輩の手のひらの上に
ちょこんと乗った白と黒の小さいプラグ
ただ色が違うだけだけど
今度はどっちにしようか悩む…
やっぱり手綺麗だな
なんて全然関係ないことを思いながら
なんとなく白を選んで
こっちって指さしたら
キュヒョン先輩が差し出してくれたから
手のひらから取ろうとした時…
指先が微かにキュヒョン先輩の手のひらに触れて焦る…
と同時にドキドキがまた再発…
掴んだプラグを思わず離したら
えっ？
両手で私の手を包み込むようにして
プラグを手のひらに乗せられる
何これ…
私どうしたら…
顔色ひとつ変えずに
そんなことをやってのける先輩に
なんだろう…
泣きそうになった
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作者名：チームギュ | 作成日時：2017年4月30日 9時
