認めたくない気持ち ページ13
気になる人…
その人の事を思うだけで
胸の辺りがキュンってなるの…
わかるかな？
その人の周りがキラキラ輝いて見えて
考えないようにしても
ずっと頭の中を占領して出ていってくれなくて…
それが何故かわかってるけど
気づかないふりして閉じ込める
だってそれが恋だと認めたら
きっとそこで終わってしまうから…
だってだって私なんか相手にされないのわかってる
だから絶対に認めない…
私に彼氏なんかできるわけないって
バカにされたみたいでふて腐れていると
茉美「Aちゃんの好きな男性のタイプって
どんなタイプ？」
そう聞かれて頭に浮かんだのは
恋だと認めないと決めたあの人で…
認めたらダメだけど
あの人はこんなタイプだよねって思って
「優しい人かな…」
なんて答えたけど
茉美ちゃんそれ今聞く？(-｡-;
私今ドキドキしっぱなしだよ(＞_＜)
いつもの恋話は女の子だけの時でお願いします！
笑ってないでね？
私の気持ち知ってるから面白がってる(＞_＜)
ラーメンが運ばれて来て
早く食べて帰りたいってなって
女の子らしさなんて全く気にしないで
大口開けて夢中になって食べてたら
茉美ちゃんの女の子らしい食べ方が目に入る
しまった！
と思った時はもう遅くて
ほとんど食べ終わった後…
カイ君と目が合って笑われてしまった…
もうほんと私って(＞_＜)
会計はチャンミン先輩が払うと言ってくれたけど
今日はみんな一緒だからとキュヒョン先輩が
半分出してくれたみたいで
２人にお礼を言って茉美ちゃんと帰ろうとすると
CM「こんな時間に女の子だけで帰るなんて
ダメに決まってます！」
って…
おまけかもしれないけど
女の子扱いしてくれたのが嬉しかった。
結局、５人で一緒に電車に乗り込む事になった。
明日は会社お休みだから
この時間でも混んでる電車
姿勢良くスーツをビシッと着こなす３人は
背が高くてかなり目立つ…
周りの女性の視線が一斉に
３人に向かっているのがわかる
こうやって間近に並んで立つと
私なんて３人の肩までもなくて…
茉美ちゃんは背が高いから全然違和感ないけど
やっぱり私は一緒に並ぶのは気がひける…
隙間を探して離れたいのに
混んでる電車で揺られる度
必死にふんばっても私の意思とは逆で
彼らとの間に距離を保てなくて…
先輩の胸に押しつぶされるような形で
動けずにいた…
お願いこのドキドキ気づかれませんように…
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作者名：チームギュ | 作成日時：2017年4月30日 9時
