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江口side
事務所に入ると皆揃っていて、挨拶しながら俺達も椅子に座った。
時貞さんの手にある新聞には今朝テレビで観た内容と一緒で。
時「なぜっ!?」
丹「ちょっと急に大声出すのやめてくださいよ!」
時「だって!不思議じゃないか!」
確かに、時貞さんの言う通り。
なんで毎日ニュースでも取り上げられてるような人物がうちに来るんだ?
今まででない大物だぞ?何かの間違いじゃ…
佐「政府の方々からも連絡をいただきました。失礼のないようにと」
まじかよ。
ハ「王様なんて童話の中だけの人かと思ってましたよ」
『私も』
「まぁ、だいたいの人間は会う機会なんてないからな」
ハ「師匠にとっては江口さんが王子様ですよねぇ」
「お前な…」
よくもそんな恥ずかしい事を!
まなみが答えるわけ…
『う、うん////』
「答えんな!///」
赤くなった頬を押さえながら答えるまなみにドキドキする俺。
だーっ!なんでお前はそんなに可愛いんだ!?
長「ちょっとそこ。朝からなんやねん笑」
尚「王子様って笑」
ピ「愛されてるっていいなぁ」
大「くっ」
丹「なんか寂しいですよ」
枝「バカじゃないの?」
おまけにみんなからいじられる。
「う、うるせぇ!そ、そんなことより!これからどうすんだっ!///」
佐「ははは…」
皆はずっとニヤニヤしてたけど、なんとか?本題に戻して朝礼を終えた。
「お前が余計な事言うから」
ハ「えー?余計でした?嬉しいくせにぃ」
「それはっ」
厨房でそんなやり取りをして、さっきのまなみを思い出す。
俺が王子様なら、お前は…
お姫様
って俺は何考えてんだ!
ハ「何ニヤニヤしてるんですか?気持ち悪い」
「っ!///」
バタン
『検品終わったよー。竜二、魚運んでくれる?…何かあった?』
朝礼を終えてすぐに材料の検品に行っていたまなみが戻ってきて、赤くなった俺を見ながら首をかしげた。
ハ「変態王子様はほっときましょう!」
『へっ、変態?』
「変態じゃねぇわ!まなみも引くな!」
バタンと厨房を出て魚を取りに行く。
それでも、頭の中はまなみでいっぱいで。
おまけにお姫様verのまなみまで思い浮かべたりして、ハッとする。
俺、結構重症かもな。汗
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こっとんきゃんでぃー(プロフ) - 次の更新楽しみに待ってます! (2019年4月10日 2時) (レス) id: 0dc33fb152 (このIDを非表示/違反報告)
mama(プロフ) - ののんさん» お待たせしています泣 優しいお言葉ありがとうございます!なんとか完結させたいです、これからもよろしくお願いします! (2019年1月28日 13時) (レス) id: 7288f5bc70 (このIDを非表示/違反報告)
ののん(プロフ) - 更新待っていました!笑 これからも無理ない程度で大丈夫ですので、勝手に1人で楽しませていただきます^^ (2019年1月27日 0時) (レス) id: b56c04e68d (このIDを非表示/違反報告)
mama(プロフ) - あめりかんさん» あめりかんさんもお返事遅くなってすみません!待っててくださいね! (2019年1月18日 16時) (レス) id: 7288f5bc70 (このIDを非表示/違反報告)
mama(プロフ) - レモンティーさん» コメントいただいてたのに放置ごめんなさい!続きもう少しで待っててください!すみません! (2019年1月18日 16時) (レス) id: 7288f5bc70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mama | 作成日時:2018年7月19日 10時