好きの詰め合わせ

ｷｬﾝﾌﾟ：部屋割り編(山下智久／藍沢耕作) ページ25

藤川先生と、皆でｷｬﾝﾌﾟに行こうよ！って話になって実際あり得ないんだけど(笑)、やってきました海‼

『海だー‼』

この解放感、叫ばずにはいられないっ！

緋「ちょっとあんた、ﾃﾝｼｮﾝ高過ぎ笑」

何日か前に来たばっかの海だが今日は違う。
何故ならばあの日は仕事で今日はﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄだからだ！
ｷﾗｷﾗして見える！

海に飛び込みたい衝動を押さえられ(めぐに)
とりあえず泊まるｺﾃｰｼﾞに受付を済ませてから荷物を下ろすことにした。

藤「うわー、なかなか広いね」

海側のﾘﾋﾞﾝｸﾞはガラス張りで海が見渡せるようになっていて、ｷｯﾁﾝも広いし、ﾃﾗｽにはBBQｾｯﾄなど既に用意されていた。

各々持っていた荷物を一旦下ろす、てか耕作に関してはｽｲｶを持っているというﾚｱな姿。
藤君に持たされたのね笑

いつの間にか2階に行ってたみほが降りてきて言った。

緋「てか寝室3つだったよ、どうゆう部屋割り？」

藤「そりゃー、俺とはるかは一緒だろ」

そう言いながらさえちゃんの肩を抱く藤君。
あ、さえちゃんなんか嫌そうな顔笑

その後も頑なに譲らない藤君を無視して、残りの部屋について話し合った。
問題は誰が耕作と相部屋になるか、だ。

耕作は壁に寄り掛かって腕組をして目をつぶってた。

緋「別に今さらだけどねー、病院では一緒なんだし」

白「じゃぁ美帆子が同じ部屋にする？」

緋「はっ!?冗談でしょ、ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄまであんなやつと一緒じゃ息が詰まるわ、白石は…」

白「もっとだめ、喧嘩になるわ」

緋「言えてる笑」

すると二人は私を見る。

『えーっと…』

白「まなみが一番いいじゃない！」

緋「確かに、あんたなら藍沢相手に出来るわ、じゃっよろしく！」

『ちょっ、待って！えー！』

二人は私の肩にポンと手を置くといそいそと部屋に消えていった。

いつの間にか藤君達も部屋に行ったらしく、ﾘﾋﾞﾝｸﾞには待っていたのであろう耕作と私だけだった。

無言で私の荷物を持ち部屋に向かう耕作。
何気に優しい。

『ありがとー、てか嫌われすぎ笑』

藍「…」

後ろに付いていきわざと言ったら急に足を止め振り返った耕作。

『うっ、怒った？』

藍「俺はまなみがよかったんだ」

そう言ってまた進む耕作。
なんなんだ、それ。
もしかして…気付いてたの？







『UNO持ってきたの知ってたの!?』

ｶﾞﾀｯ

何か音がしたけど大丈夫だろうか。

続く

鈍感なまなみちゃん笑
最後はこけた藍沢でした。(作者)

ｷｬﾝﾌﾟ：海編(山下智久／藍沢耕作)→←NG(星野源)

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