それでもやっぱり君が-afterstory- (ページ10)

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大倉くんきっかけで知り合ったみっちゃんこと北山宏光。
年も変わらない事もありそれなりに仲もいいと思う。

そんなみっちゃんからいつ振り？かの連絡を丁重にお断りしといたwいい奴なんだけどね、ちょっとアツすぎる

石「高梨さーん！ここに居たんっすね」

『？何かあった？』

「っ機材トラブルで、それで、少し待ちみたいです」

ﾋﾟｯ! ｺﾞﾄﾝ!

『それ伝える為に走ってきたの？』

何故か大荷物を抱え猛ダッシュで来てくれた石田くんに自販機で買った水を渡す

「すみません！ありがとうございます」

渡した水を一気に流し込み「ふぅ」とひと息つく姿に思わず笑ってしまう

『そんな一気に飲まなくても笑その荷物は？』

「他のとこでトラブルみたいで呼び出しがあって、バタバタですみません！また同じ現場になった時はよろしくお願いします！」

少しハニカミ勢いよく頭を下げる姿がなんとも爽やかなこと
私もよく色んな現場走り回ってたななんて思うとその下げていた頭をわしゃわしゃと撫でた

『慣れるでは厳しい現場も沢山あるけど頑張れ！』

「っ！」

ンンっ、ｺﾞﾎﾝｺﾞﾎﾝ!!

「『！？』」

な「お疲れ様です！」

謙「Aさん！今度の撮影Aって聞きましたよろしくお願いします！！」

『お疲れ様です。こちらこそよろしくお願いします』

同じ女性誌の撮影だったみたいでなにわ男子の皆が通りがかりに挨拶をしてくれたけど、和くんとは目すら合わなかった…

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大橋side

JGRの撮影後、メンバーと合流して雑誌の撮影で来たスタジオの廊下で聞き覚えとある声が聞こえメンバーをすり抜けその姿を探すと、俺らと同い年くらいの男の人と話をしていて機材抱えてるしスタッフさんかな？と思いながら近づく距離……声をかけようとしたその目の前でその男の人頭を撫でているAの姿に足が止まった

大「はっすん？どないしたん？」

謙「あ！Aさんおるやん！」

謙杜の声にメンバー皆が気づきその様子に視線は俺に集まる
俺はあえて少し大きめに咳払いをした

ンンっ、ｺﾞﾎﾝｺﾞﾎﾝ!!

な「「お疲れ様です！」」

「Aさん！今度の撮影Aさんって聞きましたよろしくお願いします！！」

皆が挨拶をする中声はおろか顔すら見れんかった

丈「大橋、時間までに顔ちゃんとせぇよ」

『ごめん』

はぁもう！今朝充電したはずやのにこの感じ嫌やなぁ……
もうAが足りひん

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