それでも君が、、、 (ページ7)

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ダンス上手くてカスカスハスキーボイスとか美声とか言われててお尻ぷりんぷりんだし大きな口開けて笑ってていじられキャラ…なんてテレビや島動画見てて思ってたけど(島動画とか考えてる余裕あんのか私笑笑)

一瞬触れただけの唇への熱がまだ冷めてなくてぼけっとその唇を見つめ返すことしか出来なかった。今目の前にいるのはなにわ男子の大橋くん…のはずなのに『ふふっ、どしたん？』なんて余裕そうな顔をして私の家なのにそんなこと気にせず手を引きどんどん部屋の中へと入っていく

貴(まって…パニックパニック)
(なんでキスされた！？)
(ってか勝手に部屋ん中入ってくし)
(大橋くんよね？いま目の前にいるの大橋和
也くんですよぇ！？)

貴｢あの…大橋くん？？｣

和｢？？？はい？｣

貴｢…いや帰らないんですか？｣
｢ってかなにしてるんですか？？｣

和｢もう！敬語やなくていいって言ったじゃない
ですかぁ｣

和｢Aさんのが年上やし大倉くんのお友達って言ってたしタメでえぇのになぁ｣

いや年上だよ？アラサーだし？でも自担にタメ口？いやいやいや無理だよそんなの！？なんて思っていられたのは一瞬で優しい話し方と行動がともなってないんですけどぉ！？！？
ソファに倒された背中…目の前にあるのは大橋くんの顔とその奥にある天井なんだもん

貴｢……えっ……と……｣

和｢ふふっ。Aさんかあいいですね｣

貴｢…………大橋くん…酔ってる？｣

和｢…んー……かもですね笑笑｣

貴｢ねぇ、離しt…………っんん…｣

酔ってるなんて絶対ウソなのにいたずらに笑いながらキスを落とし続ける姿は自担とかそんな可愛いこと考える余裕がなくなるくらい男な表情をしていて少し…いやだいぶドキッとした

なんでこんな事になんて考える事も出来なくてどんどん頭が追いつかなくなってく…。
角度を変えて何度も繰り返される口付けで苦しくなって無意識のうちに呼吸を求め開いたその瞬間を待っていたかのように口内に入ってくる熱。逃げてもすぐに絡め取られて隅々まで攻めたてる

｢…んっ…………っ……ﾁｭｯ……｣
｢…ｲﾔｯ……ﾁｭｯ……ちょっ大橋くn…｣
｢……っは…………ﾊｧﾊｧ…………んんんっ……｣

苦しくて大橋くんの胸をトントンと何度も叩く
満足したのかやっと離れた大橋くんの唇…どのくらいの時間キスしていたのかもわからなくて唇がふわふわする感覚だけが残る

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