それでも君が、、、 (ページ14)

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首元に頭を埋めてくるから髪が触れて擽ったくてでも腰にまわした腕を緩めてはくれなくて声をかけても首を振るだけでなにも言ってくれないし抜け出そうとすれば抱きしめられる腕に力が込められる…だから呼んだんだ

｢…ねぇ、ねぇってば、、、｣

｢髪擽ったいし離してよ｣
｢おーい笑笑んんんんッ…はぁ…｣
｢ねぇ…そんなに力いっぱいしたら痛いよ｣

｢…よしくん｣

忠｢それ…ずるない…？｣

｢さっき呼べって言ったのよしくんでしょ？笑笑｣

忠｢はぁ、風呂…いっておいで｣

｢一緒にはいる？？｣

忠｢…っ…アホか！？｣

｢ふふっお風呂借りるね！タオルよろしくね｣

忠｢、、、うざっ｣

『よしくん』なんて久しぶりに呼んだなぁ〜…なんて初めてくる部屋で初めて入るお風呂なわけで変な感じがする
あ、このシャンプー好きな匂いでオススメしてたやつだ…まだ使ってくれてたの？笑笑
めっちゃ私のこと好きじゃんとかこんなの自惚れちゃうよ、、、、、、

｢…お風呂ありがとう｣

忠｢あぁ、うん。俺も入ってくるわ｣

ソファでスマホをいじってたと思ったらチラッとこっちを見てすぐ目を逸らしそのままお風呂へと行ってしまってなんだか寂しいなぁなんてバカみたいって思ってたら『すぐ出るから…起きて待っとって』って後ろから腕を引かれ耳元で言われたら

｢………寝れるかっての｣

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