その27 ページ32
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数十分にも数時間にも感じられた時間
それが終わると繋いだ右手にピクリとした感触
「...A.......?」
ああ、おとぎ話って本当にあったんだ
大きくこくりと頷くと私が大好きな笑顔で笑ってくれる
「おかえり、黒尾」
「ただいま、A」
聞きなれた声にすごく安心する
「で、Aのさっきのキスの意味は?」
ああ、いつもの黒尾だ
コイツらしいというか何と言うか
そして私も私らしく
「別にそんなんじゃないから、
おとぎ話的なアレだから」
と、可愛げの無い応答
ああ、そうかよ、と言われて引き寄せられる体
触れ合った唇
かあぁっと顔を赤くさせると
ニヤリと笑って
「俺のもお前と同じ意味だから」
だってさ
まったくこいつは…
「掴めないなあ」
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珠々菜(プロフ) - 文野さん» じつはいろんな人に聞いたんですけど誰も題名を覚えていないって事がありましたww (2015年1月4日 13時) (レス) id: 9ab48e3720 (このIDを非表示/違反報告)
文野(プロフ) - 私も、いつかのちゃおの読み切り見ましたよ!!名前は忘れましが…w (2015年1月4日 12時) (レス) id: f23f60cefe (このIDを非表示/違反報告)
珠々菜(プロフ) - ヒロさん» いえいえww特に番号も思いつかなかったのでパニーニになりましたww (2015年1月3日 0時) (レス) id: 9ab48e3720 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ - 珠々菜さん» 話がシリアスなのに、パニーニが含まれてて笑いましたwww流石ですwww (2015年1月3日 0時) (レス) id: b5479ba4c1 (このIDを非表示/違反報告)
珠々菜(プロフ) - ヒロさん» バレましたかwwちょっとした遊び心ですww (2015年1月2日 10時) (レス) id: 9ab48e3720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠々奈 | 作成日時:2014年12月27日 23時