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その8 ページ8




後日、前回途中で予定を変更してしまったために今日また園子ちゃんに街を案内してもらっていた。


そう言えばあれはなんだったんだろう。


結局その時は有耶無耶にして話を終わらせてしまっていた。ちなみにその後先輩とはまだ会っていない。


告白、では無いし…。うぅん…。



「ねぇ、Aさん」


一人で考えこんでいた意識を引っ張り戻される。


「今度うちのグループの会社の創立10周年パーティがあるんだけど、Aさんも出席して貰えるわよね?」


家に招待状が届いていたけど、返事はまだ保留にしていたんだっけ。


直接言われてしまっては仕方ない。


「出席するよ」


「やった!Aさんに紹介したい友達がいるの!」


「もしかして園子ちゃんの幼馴染みの?」


「そうそう!」


園子ちゃんの幼馴染みかぁ…。ちょっと楽しみかもしれない。


さて、そうと決まればドレスコードの用意をしなくては。


確かタンスの奥の方にパーティドレスを仕舞っていた気がする。バックはどこに直したっけ。あと、あれもそれも。


なんて、少し浮かれ気味になりながら家路についた。

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いちごきゃらめる(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです!続き気になります (2021年2月24日 3時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠々菜 | 作成日時:2018年7月13日 0時

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