【テニプリ】僕は元歌姫です【マクロスＦ】２

☆　４３　〜幸村side〜 ページ8

九条さんが倒れてから数日が過ぎた

俺たちには合宿所の練習メニューをこなしていかなければいけない

でも九条さんの事も気になっている

そんな中シャッフルマッチが行われた

鬼さん以外中学生で構成されている5軍

入江さん率いる高校生で構成されている3軍

結果は5軍の勝利



幸「・・・・・」



俺は試合が終わったあと

九条さんのいる病室の前に立った

あいかわらず起きる気配のない九条さん



ピッピッ



俺の大嫌いな

でも今の自分を安心させる機械音

これがなり終わったら

九条さんとはもう会えなくなってしまう



幸「九条さん・・・・・もう一週間はたったのかな？」



せめて九条さんとしっかり話をしたい

立海にいたとき完全に九条さんの演技にハマってしまったから

ミーハーだと思い

話そうともしなかった

そのことに謝って

その分話がしたい

全員で笑いながら話がしたい



その願いは叶うことはないのだろうか？


俺の近くにはぞろぞろ人が集まってくる


全員本気で九条さんが心配なんだ



菊「まだ起きないね・・・・」


不「あのネックレスが関係・・・してるんだよね」


幸「きっとね」


孔「そろそろご飯ですわよ。行きましょう」



あの事件から俺は本当にこの女は大嫌いだ


九条さんが倒れて笑っていた


それが許せなかったのだ


でもこの合宿の時間を破るわけには行かない


そう思い俺たちは全員食堂へ行こうとした




━━━ みんな ━━━



「「「「！？」」」」

☆　４４→←☆　４２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す