-006- 胸の時間 ページ7
5月、E組に新たな先生がやってきた。
「イリーナ・イェラビッチと申します。皆さんよろしく！」
貼り付けたような笑顔で殺せんせーに抱きつく姿に、みんな戸惑いを隠せない。
まあそりゃそうだろうねえ。殺せんせーに早速色目使う女性なんてそうそういないだろうし。
(色仕掛け専門……ってとこか)
きっと、みんなも薄々気づいている。この人が只者ではないこと。
……この後殺せんせーがいなくなった瞬間急変したこの人の態度に、皆さんお怒りなわけですが。
.
「気安くファーストネームで呼ばないでくれる？」
イェラビッチお姉様と呼びなさい、と私たちに言った先生。赤羽くんは早速略してビッチねえさんなんて呼んでるけど。
ビッチねえさんを煽る赤羽くんに、ガキがと煽り返した先生は渚くんを呼ぶ。そして＿＿＿＿
キスをした。
どうやらメモ魔な渚くんから情報を奪うつもりらしい。その他の子からも。
「良い事してあげるわよ。女子にはオトコだって貸してあげるし」
すると、どこからか出てきた大柄の男達。あれを貸されても困るかなあ。
これで私らが黙ると思ったら大間違いだぞビッチねえさん。
「あと、少しでも私の暗殺の邪魔をしたら……殺すわよ」
すごい人なんだろうけどさあ。……私は、いや、クラスの大半はきっと、この先生が嫌いだ。
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まくらかばー@れい(プロフ) - こむぎさん» 初めまして、コメントありがとうございます！皆様にも楽しんで頂けるよう、色々と構想を練っておりますのでお楽しみに♪ 応援ありがとうございます！ (2020年5月16日 0時) (
レス) id: 00feabd1d4 (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ(プロフ) - 初めまして！読ませて頂いたのですが、とても面白かったです♪夢主がこれから物語やキャラ達に、どのように絡んでいくのか楽しみです！更新頑張ってください！！ (2020年5月15日 18時) (レス) id: 4c27f043b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まくらかばー@れい | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ruki/
作成日時：2020年4月20日 18時
