54話 ページ5
大倉side
「終わったぁ……」
1人でホテルのベットに寝転ぶ。
無事ライブも成功し明日東京に帰れる。
はよAに会いたいなぁ。
全然連絡できひんかったけど大丈夫やろうか……
今電話してみるか。
自分のカバンを漁る。
「あれ…」
ない
「スマホがない。」
嘘やん！？えぇロビーに着いた時はあったはずなんやけど…
ホテルのどっかに落とした？
最悪やん……はよ探しに行かな……
なんでこんな時に無くすかなぁ！横山くんじあるまいし！
部屋を出て俺はロビーへと向かう。
「すいません。スマホ届いてませんか？」
と受け付けの女の人に聞くと
受付「えっと…こちらですか？」
もってきたのは間違いなく俺のスマホだった
「あーそれです。ありがとうございます」
受付「いいえ。あ、あの。10分前ほど、そちらにお電話が……もしかしたら無くされた方からだと思い出てしまいました。申し訳ございません」
「いいえ、大丈夫ですよ。ほんとありがとうございました」
ペコッと頭を下げ自分の部屋に戻る。
誰から電話かかってきたんやろ
履歴を見るとAからだった。
「うわ、やってもうた…」
Aからやったんか…。なんかあったんかな？と思いすぐに電話を掛け直したが繋がらない。
寝てるんかな、と思いメールをうつ
__すまん。スマホ落としてでれんかった。なんかあったん？とりあえず明日帰るからまっててや！
「よし」
メールを送信して俺はすぐ眠りについた。
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作者名：まくら。 | 作成日時：2018年10月19日 0時
