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カッパードは水を浴びていた



行水だろう



「テンジョウと姫…?」


「ちょっと…!早く服着なさい!」



Aは顔を少し赤く染めてそう言った



「すまん。何の用だ?」


「早く戻れだって」



テンジョウは冷たく言い放った



「テンジョウが代わりに戦うみたいよ。だから、帰りましょう」


「何故!?私は…っ!」



Aはカッパードの腕を強く掴んだ



「任せたわ」



そして、テンジョウにそう言って消えた



「姫の為だし、私も頑張りましょう…!」



テンジョウは独り言を言って、プリキュアの元に行った



その頃、ノットレイダー基地では…



「カッパード…失敗を繰り返したんだな」


「は、はい…」


「失敗は許されない…」



そう言ったカイトにカッパードは頭を下げた



「カッパードさん、自室に戻ったら?」


「嗚呼…」



カイトはAの顎に手を滑らせた



「流石俺の妹だ…A」



そう言うと、目を少し見開いたAに微笑んだ



魑魅魍魎とは…



『魑魅魍魎』終わり

陽炎が昇る坂道→←魑魅魍魎



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作者名:♪美桜♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nknk  
作成日時:2019年2月3日 16時

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