6 ※ ページ38
.
「あたま、おかしく…あっ、なっちゃう…はぁんっ」
「前も後ろもぐちゃぐちゃになってるよ」
先生の優しい声でいやらしい事を言われて、さらに身体がゾクゾクと疼き出す。
「そろそろ私もいきそうだ」
先生はそう言って、律動を早めながら俺のドロドロになった前を大きな手で優しく扱く。
久しぶりにソコを触れられた喜びで一気に快感が上り詰めて行く。
「ああっあっあっ」
「ああ、はぁっ、また後ろが締まった」
「だって、はぁんっ、もう…っいっちゃう…っ」
「はぁ、はぁ…っ私も…」
先生の吐息を後ろに感じながら、ガラスに映る快感で苦しそうな先生の顔が、さらに興奮を煽る。
自分の身体で、先生が興奮している。
先生が顔を歪ませて感じてくれている。
先生を全身で感じながら浮かれていると、それに気付いたのか窓越しに先生と目が合う。
ニヤリと微笑んだ先生の手が俺の前を強めに扱いた。
「ほら、もう…っ」
「ひぁっ！あっ、はぁぁん…っ！」
ダラダラとイき続けていたソコから、また白濁液が勢いよく窓に飛び散った。
ずるっと後から先生のモノが引き抜かれ、そのまま二人して床になだれ込む。
二人して汗だくで、ひんやり冷たい床が気持ちいい。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「慧、身体が冷えてしまう」
「もう動けません」
先生の方を見ながらそう言うと、先生はくすくす笑いながら俺の前髪を優しく撫でてくる。
「お前のせいだと言いたそうな目だね」
「…はい。」
「正直でよろしい」
「でも気持ちよかったです…すごく。」
そう言って先生の唇に音を立ててキスをした。
「ああ、君はとても人を惹きつけるね。」
俺を見つめる先生の優しい瞳に、とてつもなく心が満たされる。
ああ、ずるい。好きだ。
気持ちを抑えられず、さらにチュ、チュと唇を奪ってみた。
「全く…私が君に操られているのかもしれないね。アフロディーテさん」
よっこいしょ、と言いながら俺をお姫様抱っこしてお風呂場に連れて行ってくれる先生に甘えながら、
俺はこの幸せがずっと続く事を、
いつまでもこのユートピアが続く事を心から願っているのだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1056人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「やまいの」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まくま(プロフ) - しろくまさん» お返事遅くなり誠に申し訳ございません。正直なところ、界隈を離れたり戻ったり…実生活の事情もあり中々執筆にはいたれず申し訳ございません。ですが読んでいただけて幸せです(*^^*)ありがとうございます。 (2021年1月13日 0時) (
レス) id: 74f2c0d3fa (このIDを非表示/違反報告)
まくま(プロフ) - atsuさん» お返事遅くなり誠に申し訳ございません。カスカニトモルを記憶していただけてめちゃくちゃ嬉しいです！当時肝いりの作品で、それゆえに完璧に作り直したくて非公開にしました。また公開したいです、ありがとうございます！ (2021年1月13日 0時) (レス) id: 74f2c0d3fa (このIDを非表示/違反報告)
まくま(プロフ) - さやさん» お返事遅くなり誠に申し訳ございません。読み返していただけて嬉しいです、ありがとうございます。(*^^*)自分で読み返すと拙い文章がおおく、恥ずかしい気持ちになります…笑 (2021年1月13日 0時) (レス) id: 74f2c0d3fa (このIDを非表示/違反報告)
まくま(プロフ) - RICO☆さん» お返事遅くなり誠に申し訳ございません。待っていただけて嬉しい限りです。亀より遅い更新ですみません(＞人＜;) (2021年1月13日 0時) (レス) id: 74f2c0d3fa (このIDを非表示/違反報告)
まくま(プロフ) - ヨウコさん» お返事遅くなり誠に申し訳ございません。またあの二人の続きを甘めに書きたいですね！時間がかかるかもしれませんがもしまた投稿することがありましたらよろしくお願いします。*\(^o^)/* (2021年1月13日 0時) (レス) id: 74f2c0d3fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まくま
| 作成日時：2017年2月5日 10時
