3 ※ ページ45
.
「あの日、失神する前にケイから質問されたの。“ヒカルはもう後ろでシタ?”って」
「なるほど、そういうことか。」
「でもね、僕が不思議そうな顔をしたらケイは安心してた」
「…」
「ねえ、やぶ、教えてよ」
薮の目をしっかり見つめてそう言うと、さっきまで歪ませていた薮の顔が、真顔…というか真剣な表情に変わる。
「まだヒカルには早いよ」
「……そうなの?」
「ああ」
「意味を聞いてるだけだよ?なのに早いとかあるの?」
そう言って頬を膨らませると、薮は吹き出すように笑った。
「なんで笑うのさ」
「好奇心旺盛だな、ヒカルは」
「もー、子供扱いしないで」
「はは」
薮は笑いながら、再び僕のお尻を撫で回してきた。しかも両手で。
「わっ…!やぶったらお尻が好きなの?もう、やだぁ…っ」
「そうなのかもな。この小振りな尻がたまらん」
「またそんなこと言う……ひぁっ!」
撫で回していた手を止めたと思ったら、
今度は薮の指が僕のお尻の孔に触れた。
「ちょっと、何処触って…汚い、やだっ」
「汚くない…舐めたい、ヒカルのここ。」
「ええ…もう、今日のやぶ本当に変。」
「そんなに変か?」
止めて欲しいと言っても聞かない薮の指は、
周りをユルユル撫でたり、たまに孔を刺激したりを繰り返す。
そのこそばゆい感覚に思わず笑ってしまう。
「ふふ、こしょばいって、やめてよ。」
「気持ちよくない?どう?」
「え?んー…」
気持ちいい…というか、なんだかムズムズして、
やはりこそばゆい。
「ヒカル、ケイの言う“後ろ”って、ここの事だ。」
「ここって…お尻…?」
「そう。ここを使って男同士で男女の行為の真似事をするんだ。ヒカルのここに、俺のを入れて。」
「ここに…やぶの…?え…」
.
571人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まくま(プロフ) - 涼李さん» ご指摘ありがとうございます!すみませんでした!(>人<;) (2021年1月13日 0時) (レス) id: 74f2c0d3fa (このIDを非表示/違反報告)
涼李 - 失礼ですが薮の漢字違います。 (2017年4月4日 18時) (レス) id: cfabed38dd (このIDを非表示/違反報告)
まくま(プロフ) - natsuaさん» はじめまして、コメントありがとうございます(*^^*)そういっていただけると嬉しいです(*^^*)個人的におっさん×ショタが好きで…笑。しかもおっさん側は押されて断れず、仕方なく…的なシチュが好きです笑。もうしばらくティーンですが、徐々に大人にしていきたいです! (2016年12月17日 9時) (レス) id: 5a50ed067e (このIDを非表示/違反報告)
まくま(プロフ) - いのおりさん» こちらにもコメントありがとうございます(*^^*)やぶひかは私も結局1番好きなCPです!薮にはもっとヒカルくんを可愛がってもらいます!笑 (2016年12月17日 9時) (レス) id: 5a50ed067e (このIDを非表示/違反報告)
まくま(プロフ) - ひかひかさん» 妄想していただけて幸いです(*^^*)薮のオヤジ具合とヒカルくんの幼さを掛け合わせてこれからも進めていきたいと思います。 (2016年12月17日 9時) (レス) id: 5a50ed067e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まくま | 作成日時:2016年10月3日 20時